Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　2009年の7月30日まで５年半も文化大臣を務めてきたブラジル音楽の巨人ジルベルト・ジル。60年代後半に登場し、カエターノらとともにトロピカリズモ運動の担い手となり若い世代から圧倒的な支持を受けました。
　そんなジルが1998年に発表しグラミーを受賞した『アケリ・アブラッソ』と、やはり同じ頃に行われた東京での公演を収録した『ライヴ・イン・トーキョー』をカップリングした２枚組は以前よりIRISからリリースされています（日本ではサンビーニャ TS-90004として発売中）が、今回ご紹介するのは、その２枚組の全18曲から12曲を厳選して１枚に集約した、いわばダイジェスト・アルバムです。当時のジルの歌声を、廉価＆コンパクトに知れるという優れもの。