6月6日(土)に武蔵野美術大学美術館ホールで岡田則夫さんをお招きして行われたイヴェントは、おかげさまで大好評のうちに終わりました。中村とうようさんが愛蔵された日本で最初の蓄音機などを駆使してお聞きいただいた明治や大正時代の伝統音楽は、どれほどイキイキとしたものだったか、十分すぎるほど伝わる内容だったかと思います。
さて、ここで3週間ほどのお休みをいただいた後、6月27日にはいよいよハワイ音楽の巨匠、山内雄喜さんが登場します。
「スラック・キー・ギター奏法の名手が奏でるハワイ音楽の魅力の原点 」
出演:山内雄喜+田中勝則
日時:2015年6月27日(土)午後4時半(会場:午後4時)
場所:武蔵野美術大学美術館ホール
入場無料
スラック・ギターというのは、特別に作られたギターの名称ではありません。ハワイ独特のギターの演奏スタイル。さらにわかりやすく言うと、オープング・チューニングを使ったハワイ独自の奏法を指します。これがなんとも魅力的で、近年では日本でも演奏する人が増えてきました。
今回のイヴェントではそんなスラック・キー・ギターの名手であり研究者でもある山内雄喜さんをお招きして、その演奏法の魅力のすべてを探ってしまおうという企画です。
山内さんは1970年代からスラック・キー・ギター奏法を研究。ハワイに渡ってギャビー・パヒヌイをはじめ黄金期の名手たちから直接教えてもらいながら、その演奏方だけでなくスピリットまでを学びました。今回はそんな山内さんだからこそ知るこの奏法の歴史や歴代の名人たちの横顔、さらには実際にギターを手に取っていただき、この演奏方の楽しさ、多彩さをたっぷり教えていただこうと考えております。
一日限りの特別企画です。
ギター好きの皆さん、ぜひお集まりください。
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/8958