日時:7月20日(月曜日/海の日)午後5時半開演(午後5時会場)
場所:武蔵野美術大学美術館ホール
出演:サンディー
山内雄喜&パイナップル・シュガー・ハワイアン・バンド
常味裕司(ウード)+和田啓(レク)+西田ひろみ(ヴァイオリン)
サカキマンゴー
片山叔美&バンダ・ドスウラ・ラ
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/8958
中村とうようさんが亡くなって、もうすぐ4年になろうとしています。
毎年、命日付近にとうようさんを偲ぶ目的でやっている「とうようズ・デイ」ですが、今年はちょうど展覧会の真っ最中。
そこで今回は展覧会のイヴェントの一環として、7月20日の海の日に武蔵野美術大学の美術館ホールでやらせていただくことになりました。
昨年は萩原健太さんをお迎えしてのレコード・コンサート&トーク・ショウでしたが、今年はミュージシャンの皆さんに集まっていただいてコンサートをやることにしました。
出演は以下の通りです。
ハワイ音楽の第一人者である山内雄喜さんと、アラブ音楽のウードの名手である常味裕司さんは、それぞれ単独のイヴェントでもすばらしいソロ演奏を楽しませてくださいましたが、今回はイヴェントの時とは違ってグループによる演奏。まったく違った音楽性を楽しませてくれることになっています。
サカキマンゴーさんは、4年前の公演以来の久しぶりの出演。前回はマリンバのガジュマル・アンサンブルとの共演でしたが、今回はソロで親指ピアノの妙技を聞かせてくれることになっています。
また今回初出演になるのが、片山叔美&バンダ・ドスウラ・ラ。ブラジルでもっとも古いポピュラー音楽であるショーロを演奏するグループですが、片山さんは、ショーロは本来インスト音楽であるショーロを、なんと歌ってしまいます。「歌うショーロの女王」と呼ばれて40年代から活躍した女性歌手アデミルジ・フォンセーカに直接指導を受けて勉強したのだとか。とうようさんもブラジル音楽は大好きでしたが、日本でショーロを歌う歌手が出てくるなんて、夢にも思っていかったのではないでしょうか。
今回はそんなショーロ・グループ、バンダ・ドスウラ・ラが、お馴染みサンディーさんの伴奏も務めます。近年はハワイ音楽を歌うことが多いサンディーさんですが、1999年にはブラジル録音のアルバムも作るなど、もともとブラジル音楽はお好き。今回はそのときの曲も披露していただく予定です。もちろん、皆さんがお好きなアジア歌謡の名曲も、今回はしっとりとショーロ風のアレンジで楽しんでもらいます。
という感じで、まったく盛りだくさんな3時間のコンサート。しかも、いつも通り、入場無料ですから、たまりません。
こんな豪華なメンツが揃った「とうようズ・デイ」はこれが最後かも。
なので、どうぞお見逃しなく。