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オフィス・サンビーニャのブログ
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2023年06月23日
「世界こぶし巡り」+「こぶし地帯を行く」発売決定

とうようズ・アチーヴメント第3弾は世界中のこぶし系音楽が勢揃い。
各地域のこぶしのスペシャリストたちを一挙に紹介した大胆企画編集アルバム2枚を
完全復刻!


中村とうようの「世界こぶし巡り」+「こぶし地帯を行く」
2023年7月23日発売決定!


「ポピュラー音楽において非常に重要な歌唱テクニックである「こぶし」にスポットを当て、世界中のスペシャリストたちの名唱を楽しみながら、その魅力の根源を迫る。世界でも類を見ない企画の編集盤だ。」————田中勝則(音楽評論家/ディスコロヒア主宰)

世界中の「こぶしスペシャリスト」たちを一挙に紹介した大胆企画編集アルバム2枚を完全復刻!

【ディスコロヒア 2023年7月23日発売新譜】
『中村とうようの「世界こぶし巡り」+「こぶし地帯を行く」』

音楽評論家の中村とうようさんが亡くなったのは2011年。
今年は13回忌に当たります。
この2枚組アルバムは、そんな中村とうようさんが残した仕事を
少しでも多くの皆さんに思い出してもらおうと企画されたシリーズの第三弾。
ワールド・ミュージックにおいて非常に重要な歌唱テクニックである「こぶし」にスポットを当て、
世界中のスペシャリストたちの名唱をたっぷり楽しみながら、
その繋がりと魅力の根源を探る、世界的にも類のない企画の編集盤2枚組です。

『世界こぶし巡り』はその第一弾として1995年に発表。
タイトル通り、世界のさまざまな地域からその名手たちが紹介されます。
もちろん中核となるのはユーラシア大陸のど真ん中に位置するアラブやトルコ、
インドなどの音楽。
それらを中心に、ヨーロッパやアフリカ、さらには東南アジアや東アジアに伝播した
こぶし系音楽の流れを追います。
冒頭のほうでは日本の戦前の流行歌(上原敏)や御詠歌、江差追分など紹介され、
後半ではジャズやブルース、ソウルのスーパースターたちも登場。
こんな多彩な音楽を収録しても、まったくスムーズに楽しませてしまうところが
中村選曲のマジックでしょう。

そして2枚目の『こぶし地帯を行く』は1996年の作品。
『世界こぶし巡り』でも中核として紹介されたアラブ、トルコ、インドなどの「こぶし地帯」に、さらに深く足を踏み入れ、
世界でもっとも濃密な歌謡音楽の数々をじっくりと楽しませます。
紹介されるのはそれぞれの地域の歴代最高の歌手たち。
しかも、それぞれのもっとも良い時期に残した名唱の数々です。
多くの音源は中村がコツコツと集めてきた貴重なSPコレクション。
聴けば聴くほど味が染み出てくる、まさに究極の1枚です。

中村とうようが生涯に関わってきた数々の編集盤の中でも、もっとも大胆な企画であり、
もっとも長く楽しめる2枚組です。
ワールド・ミュージックに興味を持つ人たちのすべてに強くお勧めいたします。


【早割がお得です】
7月9日までに弊社ウェブショップでご予約された場合、早割15%オフが適用されます。
→早割は終了しました。発売日当日までは通常通り予約割り10%オフが適用されます。

ご注文はこちらから↓
https://www.sambinha.com/e-commex/cgi-bin/ex_disp_ite
m_detail/id/DISCOLOGIA-029/



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「中村とうようコレクション」シンポジウム実行委員会からのお願い
お客様各位

梅雨空が鬱陶しい季節になってきましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、今回は武蔵野美術大学の「中村とうようコレクション」についてお願いしたいことがあり、ご連絡をさせていただきました。

ご存知のように中村とうようさんが亡くなられて12年。今年は13回忌に当たります。
それを機会に深沢美樹が『ミュージック・マガジン』2023年7月号に中村の追悼記事を書きました。
記事のリンク先は以下の通りですので、ぜひともご覧ください。

https://www.dropbox.com/s/0wm1fy2xii0pw0u/MM202307T
oyoNakamura.pdf?dl=0


深沢が取材してわかったことですが、記事に記されていますように、
武蔵野美術大学「中村とうようコレクション」の普及活動は2018年以降停滞しており、
コレクションを活用した音楽研究がまったく出来ていない状態が続いています。
端的に申し上げて、コレクションは現在、死蔵状態です。

そんな状況を改善するため本年5月、深沢はコレクションを活用したシンポジウムの開催を2度にわたり提案しました。
しかし、なぜか大学図書館の事務方には理解を得られず、ご許可をいただけませんでした。
(詳しい経緯は記事をお読みください)

そこで私たちはシンポジウム開催のための実行委員会を正式に立ち上げることを決意しました。
開催の「要望書」を、図書館の事務方ではなく、コレクションを管理する大学美術館・図書館の館長、
及び副館長にご送付するためです。

そこに皆様のお力添えをいただければと思い、誠に勝手ではございますが手紙をお送りさせていただいた次第です。
もしこのシンポジウムの企画にご賛同いただけるようでしたら「賛同者」としてお名前をお貸しいただけませんでしょうか。
シンポジウム開催の要望書には、ご賛同者として皆様のお名前を添えてさせていただきたいと考えています。

シンポジウム要望書草案
https://www.dropbox.com/s/82jhp020ehlu9ya/written%20r
equest.pdf?dl=0


もうひとつリンク先をお知らせしているのが館長と副館長にお送りする「要望書」の草案です。
音楽が専門ではない武蔵野美術大学に過度の負担をかけないよう、できる限り実現可能な企画にまとめてみました。
資金調達の面では文科省のご協力もいただいています。

13回忌を機に、改めて中村とうようが残したコレクションが日本におけるポピュラー音楽研究のための土台になってくれれば、
というのが私たちの願いです。
中村自身もコレクションを広く活用してほしいという希いのもと、武蔵野美術大学に寄贈を行いました。
シンポジウム開催は故人へのせめてもの供養になるとも思います。

皆様のご協力を賜れば幸いです。

令和5年6月20日

「中村とうようコレクション」シンポジウム実行委員会
関谷元子 田中勝則 原田尊志 深沢美樹 (50音順)  

追伸
なお勝手ながら、要望書を提出する都合上6月末日までにご返信を賜れば幸いです。

ご返信はこちらのメールアドレスまでお願いします。
info@sambinha.com

その際、ご賛同の意思とお名前(フルネーム)をお知らせください。

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