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| 商品名： |
ウスマン・クヤテ／ウスマン・クヤテ（ＬＰ） |
| メーカー： |
サンビーニャ・インポート（ANALOG AFRICA） |
| メーカー型番： |
AASI-55019 |
| 価格： |
6,050円（税込） |
| [予約販売] |
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2025年6月29日発売新譜
西アフリカ音楽の革新を担った伝説的ギタリスト、初期ソロ音源がついに復刻！
ギタリストとして西アフリカ音楽史に大きな足跡を残してきたウスマン・クヤテ。本作は、彼が1982〜83年にかけて録音した貴重な初期音源を、アナログ・アフリカが世界限定2000部で丁寧にリマスター・復刻したもの（アナログ盤のみ）になります。オリジナルは当初カセットとして流通し、後にLP化されたものの、長らく入手困難となっていた幻の作品。今回は180グラム重量盤ピンク・ヴァイナルに加え、シルクスクリーン印刷による美しい見開きジャケットでの限定リリースとなります。
ウスマン・クヤテは1952年、ギネア中部の町ダボラに生まれました。西アフリカにおいて代々伝統音楽を継承する〈グリオー〉の家系に育ち、幼い頃からバラフォン（木琴）やギターを習得。青年期には、国立バンド《ベンベヤ・ジャズ》やアメリカのジャズ・ギタリストであるジョージ・ベンソン、ウェス・モンゴメリーなどに影響を受け、伝統とモダンを行き来する音楽スタイルを確立していきました。
1970年代後半、彼は隣国マリの首都バマコに拠点を移し、名ギタリストのカンテ・マンフィーラと出会います。そして1977年、カンテが率いる《アンバサドゥール・デュ・モテル・ド・バマコ》に加入。当時バンドの看板シンガーであったサリフ・ケイタとの共演を通じて、マンディング音楽に新たな革新の風を吹き込みました。サリフとマンフィーラが牽引した黄金期の《アンバサドゥール》では、ウスマンはセカンド・ギタリストとしてそのサウンドの屋台骨を支え、1970年代末から1980年代初頭にかけて西アフリカ音楽の最前線を駆け抜けていきます。バンド解散後は、サリフ・ケイタのソロ転向に伴い、彼の専属ギタリストとして活動を継続。1987年に発表された歴史的名作『ソロ』をはじめ、30年以上にわたりサリフのバンドでツアーや録音に参加し続けたほか、自身のソロ・キャリアも積極的に展開しました。1982年には初のリーダー作『Rvlation 82』を、1985年には続編『Kefimba』を発表し、電化されたマンディング音楽にファンクやジャズ、アフロ・キューバンの要素を巧みに融合した独自のサウンドで高く評価されました。
今回復刻された２曲「ケフィンバ」と「ン・ニィ」は、いずれもその『Rvlation 82』および『Kefimba』のなかでも特に人気の高いナンバーです。録音はアビジャンにあるJBZスタジオにて行われ、当時としては先進的なプロダクションによって、洗練されたリズム・アレンジとギターの巧みなフレーズが際立つ内容となっています。「ケフィンバ」は、ウスマンが幼少期にキャッサバ粥を分け合った黒牛に捧げた曲で、個人的な記憶と音楽的情熱が交錯するエモーショナルな演奏です。重層的なコーラスとキレのあるリズム、そして鋭く切り込むギターが、ファンクとアフリカ音楽の深みを力強く融合させています。「ン・ニィ」では繊細でメロディアスなギターが際立ち、マンディング音楽の語りの美学とモダンな完成度が共存。いずれの楽曲も、物語性とスピリチュアリティを湛えつつ、ダンスフロアとも響き合う力を備えています。
アナログ・アフリカの近年の復刻シリーズのなかでも、とりわけ注目すべき本作。サリフ・ケイタ『ソロ』や《アンバサドゥール》のファンにはもちろん、ファンクやエレクトリック・アフロのファンにも必携の逸品です。
●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。日本語解説は同封しておりません。予めご了承ください。
トラックリスト
1. Kefimba
2. N´ny
2025年6月29日発売
OUSMANE KOUYATE / OUSMANE KOUYATE |
