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商品名: |
ジャンプ・トゥ・アディス/エチオピーク15 ~ ヨーロッパとエチオピアの邂逅(CD) |
メーカー: |
サンビーニャ・インポート(Buda Musique) |
メーカー型番: |
BDSI-3177 |
価格: |
3,300円(税込) |
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2024年9月29日発売新譜 ヨーロッパ人音楽家がエチオピア人音楽家と共にコラボレーションを展開!
ワールド・ミュージック・ファンにはお馴染み、フランスBUDA MUSIQUEを代表する編集盤シリーズのひとつがエチオピーク(thiopiques)。日本では一部タイトルを除いてオルターポップが配給を担当していましたが、中には流通が滞ってしまったタイトルや、日本未発売のものもございました。そんな中、シリーズの重要性、延いてはエチオピア音楽の魅力を再認識するため、現在国内市場で入手が難しくなった同シリーズの作品を順次ライス・レコードで再発してきました。そしてよりマニアックな内容のタイトルについては、フレキシブルにリリースが可能なサンビーニャ・インポートとして発売してゆく方針といたしました。その第三弾が本作『エチオピーク15 ~ ヨーロッパとエチオピアの邂逅』です。 ドイツ/オランダ/フランス出身の4人のヨーロッパ人音楽家に、エチオピア人音楽家4人が加わった多国籍グループ《ジャンプ・トゥ・アディス》が2001年にアディス・アベバのナイト・クラブ“ロキシー”で録音したライヴ作品がこちら。ジャンプ・トゥ・アディスの楽器構成は、ヨーロッパ勢はサックス/ベース/ギター/ドラムズを担当していて、エチオピア勢はヴォーカルのほか、アズマリの音楽で使われるクラールやマセンコといった弦楽器を担当してます。いまでこそエチオピーク的アプローチで聴かせる欧州のグループはかなり存在していますが、2001年当時はまだかなり珍しかったので、彼らの存在はその後のエチオピーク系バンドブームの先駆けとなりました。 本作で取り上げているのは、主にエチオピアの主要部族として知られるアムハラ人の伝統音楽《アズマリ》を現代化したものです。ちなみにアムハラ人の言語《アムハラ語》はエチオピアの公用語の筆頭とされていますが、この事はインド・ヨーロッパ語族言語とアラビア語のどちらも公用語となっていないアフリカ唯一の国であることを示しています。本作では収録している10曲中8曲がそんなアムハラの伝統音楽で、残りの1曲が同国中部のシダマ州の伝統音楽、そしてラストにはマハムッド・アハメッドのヒット曲「Blomi bnna」のカヴァーが収録されています。聴き所はアズマリの伝統を欧州的なジャズの再解釈や、ワイルドなロックンロールの明るいミックスで披露している点で、クラールやマセンコ、アムハラの吟遊詩人たちの音楽アズマリの歌声が、サックス/ベース/ギター/ドラムズと同列に肩を並べ、大胆なミクスチャーを生み出してくれます。 ほぼ四半世紀前の作品とは思えない画期的なエチオ・ミクスチャーが楽しめる1枚です。
●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。日本語解説は同封しておりません。予めご了承ください。
トラックリスト 1. Bati 2. Abebayehush 3. Sondeferi 4. Ambassel 5. Ere Gedamu / Ashebel Gedaye 6. Medo Hane 7. Seqota I 8. Seqota II 9. Koko 10. Belomi Benna
2024年9月29日発売 JUMP TO ADDIS / ETHIOPIQUES 15 - EUROPE MEETS ETHIOPIA |