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商品名: |
V.A./カントリー・ニグロ・ジャム・セッション(CD) |
メーカー: |
ライス(Smithsonian Folkways) |
メーカー型番: |
FLR-32020 |
価格: |
3,520円(税込) |
[予約販売] |
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2025年5月11日発売新譜 米国ルーツ・ミュージックの老舗レーベル《Arhoolie Records》の大人気盤 米国南部農村地域をテーマとしたディープ・ブルースのジャム・セッション音源!!!
米国の老舗レーベル:アーフーリー・レコード(1960〜 )のブルース・カタログより、今回は激渋カントリー・ブルースマンたちによるディープなジャム・セッションを記録した大人気作品『カントリー・ニグロ・ジャム・セッション』(1961年オリジナル・リリース)をご紹介いたします。 本作の録音/編集を手掛けたのは、ロシア/ポーランド系ユダヤ人民俗学者/音楽学者:ハリー・オスター博士(1923-2001)。彼の初期の功績としては、ルイジアナ州立刑務所において1952〜59年にかけて行なった、アフリカ系アメリカ人の囚人たちによるブルース/労働歌/黒人霊歌のフィールド・レコーディングがいの一番に挙げられます。一連の音源は、1996年、97年、そして2003年に、アーフーリーより『アンゴラ・プリズナーズ・ブルース』(ライス・レコード FLR-3270)、『アンゴラ刑務所の囚人労働歌』(同 FLR-3299)、 “Angola Prison Spirituals” (現在入手困難)としてリリース。出所を期にプロのブルースマンとなったロバート・ピート・ウィリアムズを筆頭に、オーティス・ウェブスター、ロバート・ギター・ウェルチ他が参加した同シリーズは、囚人たちによるディープでソウルフルな歌声と、当時の刑務所/アフリカ系アメリカ人囚人のリアルを記録した、資料価値も非常に高い傑作となりました。 今回ご紹介する作品は、そんなオスター博士による〈米国南部農村地域における黒人の生活〉をテーマとした一枚。マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフなどの名唱でもお馴染みとなった有名曲や、プリミティヴな狐狩りの歌、手拍子と足踏みによってリズムがとられたニグロ・スピリチュアルのア・カペラ・コーラス、1980年代より継承されるブルース・フィドルの演奏など、全25曲が収録されています。これぞ〈古き良きリアル・ディープ・カントリー・ブルース〉と言うべきディープでアーシーなジャム・セッションの数々は、オールド・ブルース・ファンの方必聴です! 参加アーティストは、先述したアンゴラ刑務所シリーズの主要アーティストたちや、やはり博士の代表的な発掘人材の一人である幻のカントリー・ブルースマン:スモーキー・ベイブ(1927-73)など、名ブルースマンたちが勢揃い。そんな中でも是非注目していただきたいアーティストが、19世紀ニグロ・フィドルの偉大な伝統継承者:ブッチ・ケイジ(1894-1975)とギタリスト:ウィリー・B・トーマス(1912-1977)によるブルース・デュオです。古くより社交の場や教会の礼拝などで演奏活動を行なっていた2人は、1959年、ハリー・オスター博士によって発見。長い活動歴を持つヴェテランであるにもかかわらず、本作録音に至るまでレコーディング経験は皆無に等しかった両名の名演/超貴重音源もたっぷりと収められています。 是非ご期待ください!
●日本語解説/帯付き
【トラックリストはこちらからご覧ください】
2025年5月11日発売 V.A. / COUNTRY NEGRO JAM SESSION |