イタリアに生まれ、フランスを舞台に活躍した人気俳優/シャンソン歌手:イヴ・モンタン(1921-91)。共産主義支持者の父親がムッソリーニのファシスト政権を嫌っていたという理由から、家族でフランスへと移住して以降、モンタンは港町マルセイユで育つこととなりました。青年になった彼は、姉の経営する美容院や港などで働き始めますが、やがてはミュージック・ホールで歌うように。そんな中1944年、モンタンは、シャンソン歌手:エディット・ピアフに見出され、翌年に俳優として映画デビュー。1946年には、第二次大戦直後のパリを舞台に、戦中のレジスタンス運動の同志だった鉄道員たちと、彼らを裏切り、密告した男たちの生活を描き出した巨匠マルセル・カルネ監督作品『夜の門』の主役を務め、さらにモンタンが歌ったジョゼフ・コズマ作曲/ジャック・プレヴェール作詞の主題歌「枯葉」が大ヒットしたことにより、俳優/歌手としての名声を一度で手に入れることとなりました。そして1951年には、多くの作品で共演を重ねた女優:シモーヌ・シニョレと結婚。同時期より夫婦でフランス共産党の活動に参加するなど、政治的な発言も注目されるようになります。そして1957年には東側諸国全てをまわるコンサート・ツアーを実現。映画/音楽の両シーンで華々しい活躍を続ける一方、その美声と端正な容姿ゆえ、マリリン・モンローをはじめとする美女たちと数々の浮名を流したことでも有名になりました。 本作は、そんなモンタンが1950年代から60年代のパリの雰囲気を音楽で忠実に表現した一枚。軽快なアコーディオンによるミュゼットの演奏に乗せ、滑らかな歌声を聴かせる「Le Gamin de Paris」(� 法▲團▲里肇�ター演奏を主体としたジプシー・スウィング風のバンド演奏をバックに、ストーリーテラーとしてのモンタンの才能が輝く物語風の「Le Cocher de Fiacre (The Cab Driver)」(�ぁ法�異色のパリ流フラメンコに挑戦した「Flamenco de Paris」(�ァ法▲僖蠅療垈颪陵融劼鮓�事に表現したシアトリカルでゴージャスな「La Grand Cite」(�─砲覆鼻�聴いた途端にお洒落で小粋な当時のパリの光景が一気に眼前に広がるような、なんとも薫り高く雰囲気も抜群な秀作となっています。是非ご期待ください!
トラックリスト 1. Le Gamin de Paris 2. Vel' D' Hiv' 3. Rue Lepic 4. Le Cocher de Fiacre 5. Flamenco de Paris 6. Grand Boulevards 7. Rendez-Vous de Paname 8. La Grande Cite 9. Faubourg St. Martin 10. La Ballade de Paris 11. Luna Park 12. Neige Sur la Ville 13. Le Soldat Mecontent 14. Les Canuts 15. Le Temps Des Cerises 16. La Butte Rouge 17. Girofle Girofla 18. Le Chant de la Liberation (Le Chant Des Partisans)
2025年9月21日発売 YVES MONTAND / YVES MONTAND AND HIS SONGS OF PARIS AND OTHERS