コンゴ民主共和国の女性歌手ファヤ・テスは、タブー・レイ・ロシュローのグループ〈アフリーサ・アンテルナシオナール〉に80年代半ばから参加。2000年以降はソロとしてのキャリアを着実に積み重ね、ルンバ・コンゴレーズの伝統をいまに受け継ぐ第一人者として精力的に活動を続けている。その彼女が故き良き時代の名曲を歌う「AU TEMPS DES CLASSIQUES」シリーズの第10&11弾として2021年に発表した本作では、OKジャズ出身のヴェテラン・ギタリスト、カイエン・マドカや、アフリカのブエナ・ビスタ〈ケケレ〉でも活躍したニボマといった大御所たちが歌やギターで参加。フランコが60年代に残した名曲をはじめ、ロシュローがアフリーサ時代のファヤ本人に提供した楽曲の再演、OKジャズのメンバーだったマディルー・システムやマヤウラ・マヨニが残したルンバ・コンゴレーズの名曲などを、これまで通りファヤのふくよかで軽快な歌声と共に楽しませてくれる。
トラックリスト
CD1
1. Misele
2. Even
3. Moto Akokufa
4. Les brazzavilloises
5. Ce n'est pas que ma secretaire
6. Ayindjo
7. Camarade
8. Amour de nombakele
9. Cheri Bade
10. Fololo Ya Gancia
CD2
1. Ndaya
2. Philosophie
3. Romy La Chapelle
4. Lolaka Lua Boso
5. Argent appelle l'argent
6. Seli Mo
7. Nabanzaki
8. Mamou
9. Marie Jeanne
2021年5月16日発売
FAYA TESS / AU TEMPOS DES CLASSIQUES VOL.10-11