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商品名: |
ザ・ヒューマン・エレメント/リヴァー(CD) |
メーカー: |
サンビーニャ・インポート(GALILEO MUSIC) |
メーカー型番: |
GLSI-31037 |
価格: |
3,410円(税込) |
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ポスト・ロック由来のジャズ/フュージョンを聴かせる実力派トリオのデビュー作!
1970年代後半以降、日本でも幅広く人気を博すようになったジャズ/フュージョンのシーンから、注目のトリオ編成のグループ《ザ・ヒューマン・エレメント》がドイツから登場。通常のギターよりも低い音域を出すことができるバリトン・ギターとサックス、ドラムズという、ちょっと特殊な編成のベースレス・トリオのデビュー作を、この度サンビーニャ・インポートとしてご紹介することにいたしました。 ザ・ヒューマン・エレメントはジャズ・サックス奏者/作曲家ヨハネス・ルートヴィヒ(Johannes Ludwig)と、バリトン・ギター奏者/作曲家ゲロ・シップマン(Gero Schipmann)のふたりを中心とするプロジェクトとして2016年にスタート。当初は4人編成で活動していた彼らは2018年に最初のEPを発表。しかしその後に起こったコロナ禍のため演奏活動が出来なくなったルートヴィヒとシップマンのふたりは、ドイツ・バイエルン州フレンキシェ・シュヴァイツの深い森の中にある寂しい小屋をスタジオにして音楽制作に勤しむようになり、そこで“EP”というタイトルのEPを完成。その後ドラムズのアレックス・パルジュバー(Alex Parzhuber)が加わりトリオ編成となった彼らが初めて発表したフル・アルバムがこの『リヴァー』という作品となります。 本作『リヴァー』は、近年になってより激しくなった本コラボレーションを、リアルかつ情熱的にまとめたもの。即興演奏の名手である彼ら3人ですが、ここではルートヴィヒとシップマンのふたりが全ての楽曲を作曲しており、コンポーザーとしての魅力も同時に披露しているのが大きな特徴のひとつとなります。また演奏内容も、いわゆるお行儀の良いジャズ/フュージョンというイメージでなく、まるでティーンのガレージ・ロックバンドのようなヤンチャで生々しいエネルギーを感じさせつつ、一方で年老いたカントリー・ミュージシャンが持つエレガントさ、誠実さも同時に兼ね揃えているのが大きな魅力となっています。曲調自体もキャッチーなものが多く、スノッブで訳知り顔のコンサバ・ジャズ・ファンよりも、幅広いジャンルをオープンに楽しめる音楽ファンにアピールできそうです。さらにベースレスという点で低音域が薄くなるところを、バリトン・ギターがしっかりとカヴァーしているあたりはオーディオ的にも聴きやすく、またアドリヴの自由度もさらに広がるというメリットも感じられます。 ジャズ/フュージョン・シーンに新しい息吹を持ち込む彼らに是非注目してください。
●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。日本語解説は同封しておりません。予めご了承ください。
トラックリスト 1. The Size Of An Ocean 2. No Twist, No Turn 3. Passing Phase 4. I Had A Ghost 5. River 6. I Love The Blues 7. A Man With No Horse
2024年10月13日発売 THE HUMAN ELEMENT / RIVER |