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商品名: |
アマール808/クラブ・トゥンシ(CD) |
メーカー: |
ライス(Glitterbeat Records) |
メーカー型番: |
INR-33022 |
価格: |
6,600円(税込) |
[予約販売] |
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2025年5月25日発売新譜 チュニジアのビート革命! チュニジアのダンス音楽「メズウェド」が21世紀のクラブ・サウンドとして甦る!
2018年作『マグレブ・ユナイテッド』(ライス INR-7148)で、マグレブ諸国の伝統音楽と重低音エレクトロを融合させ、世界中のワールド/クラブ・シーンに衝撃を与えたアマール808。その後2020年には南インド古典音楽と現代エレクトロニクスの融合を試みた『グローバル・コントロール/インヴィジブル・インヴェイジョン』(同 INR-7197)を発表し、伝統音楽とテクノロジーの最前線をひた走ってきた彼が、5年ぶりとなるフル・アルバムをついに完成させました。 本名ソフィアン・ベン・ユーセフ。チュニジア出身の鍵盤奏者/プロデューサーであり、これまでにケル・アスーフやバルグー08といったワールド・ミュージックのユニットでの活動や、フランス・パリを拠点に活動するエレクトロニック・ユニットのアシッド・アラブ、チュニジア出身のSSWサブリ・モスバハらとの共演でも高い評価を得てきました。そんなソフィアンはクラシック音楽からアラブ音楽、インド音楽、さらにはプログラミングや電子音楽の世界まで幅広い素養を持ち、現在ではデンマークを拠点に、アラブ・アフリカ圏の音楽と現代ビートの架け橋を担う存在として世界的に注目されています。 そんな彼の最新作『クラブ・トゥンジ』では、自身の原点でもあるチュニジアの大衆音楽「メズウェド(Mezoued)」にフォーカスした内容となりました。1950年代、地方から都市部に移住した労働者階級の人々によって育まれたこの音楽は、葦笛ネイやバグパイプ、ハンドドラムの躍動感あふれるアンサンブルと、祝祭的なヴォーカルで知られています。本作ではその代表的レパートリが選ばれ、TR-808に代表されるエレクトロ機材によって再構築されました。強烈なベースとメカニカルなビートに伝統楽器が絡み合い、現代クラブ・シーンに通用する“チュニジア産ダンス・グルーヴ”がここに誕生しました。 本作では“フェッザーニ Fezzani”と呼ばれるチュニジア特有の祝祭リズムを軸に、トランス感覚すら漂うトラックが連なり、クラブとスーフィー、民謡とベース・ミュージックが渾然一体となった音世界が展開されます。加えて、スーフィー詠唱に通じるブラヒム・リアヒ(Brahim Riahi)、メズウェド直系の伝統を受け継ぐマフムード・ラヒビブ(Mahmoud Lahbib)、クラシカルな美声を聴かせるマリーム・ベトウハミ(Mariem Bettouhami)という3人のチュニジア人歌手が参加しており、ヴォーカル面でも大きな聴きどころとなっています。 メズウェドという“庶民の声”を未来へとつなぐ試み。伝統と革新が激しく交錯する、まさにアマール808の真骨頂。今こそ耳を傾けてください!
●日本語解説/帯付き
トラックリスト 1. Douri Douri [ft. Brahim Riahi] 2. Ah Yallila [ft. Mariem Bettouhami & Mahmoud Lahbib] 3. Brobba [ft. Mahmoud Lahbib] 4. Lelliri Yamma [ft. Mahmoud Lahbib] 5. Aman Aman [ft. Mariem Bettouhami] 6. Rakeb Aalhamra [ft. Brahim Riahi] 7. Eddayem Allah [ft. Brahim Riahi] 8. Tichtiri Cherbak [ft. Mahmoud Lahbib]
2025年5月25日発売 AMMAR 808 / CLUB TOUNSI |