ベベウ・ジルベルトの仕掛け人として知られたスバ(故人)の傑作『SAO PAULO CONFESSIONS』のヴォーカリストとして登場したカチア・Bは、2004年発表のセカンド作でブレイク。いまやブラジル新世代を象徴する存在として知られるようになった才色兼備なシンガー・ソングライターだ。オーソドックスなバンド・サウンドを主体にしつつ、さり気ないエレクトロニック楽器の導入や、音響テクノロジーを駆使したハイ・センスなサウンド作り、そしてアルバム全体を覆っているダークでアンニュイな雰囲気は、本作のプロデューサーであるベルナルド・ボシシオとルーカス・ヴァスコンセロスによるところも大きい。テレーザ・クリスチーナ、マルコス・スザーノといった豪華なゲスト陣にも注目だ。
1. Aprendendo A Viver
2. O Baile
3. A Tua Vida É Um Segredo
4. Bei Mir Bist Du Schon
5. Armadilha
6. Le Temps De L'amour
7. Seis Vidas
8. Where Is Your Heart?
9. Sem História
10. Sete Mil Vezes
11. Depois Do Bloco