Rice Records × Museu do Fado Discos コラボ企画第5弾! 伝統を感じさせる高い歌唱力を持った女性歌手によるネオ・ファド作品!
リスボン市立ファド博物館“Museu do Fado”は、ポルトガルを代表する音楽ファドに関する様々なアーカイヴを収集/保存するだけでなく、その知識を世界に向けて広める役割を果たしています。そしてその一端を担っているのが同博物館が有するレーベル‘Museu do Fado Discos’で、そこからは現在のファド・シーンのキーとなる素晴らしい歌手や演奏家の作品が紹介されています。ライス・レコードではそんな同レーベルの作品の中からジョゼー・マヌエル・ネト『リスボンの調べ』(MFR-8038)を2018年に、そしてガスパール・ヴァレーラ『ガスパール』(MFR-7229)、フランシスコ・サルヴァソーン・バレート『人生の刻(とき)』(MFR-7230)を今年の2月にリリースし大きな反響を頂きました。そして今回はフレッシュな女性アーティストをご紹介することにいたします。 * * イネス・デ・ヴァスコンセロスは抜群の音程と表現力を備え、多くのファド関係者から高い評価を受けている注目の女性ファド歌手。本場リスボンの有名なカーザ・デ・ファドに定期的に出演しているほか、リスボンでの初ソロ・ライヴは見事完売するなど、その人気はいままさに右肩上がりだ。そんな彼女が2021年に発表したデビュー作が〈Museu do Fado Discos〉が制作した本作。ここではファドの枠を超えたオリジナル・ソングを中心とした「ネオ・ファド」と呼ばれるスタイルで構成されているが、伝統的なファドの楽器編成(ギターラ・ポルトゥゲーザ、ヴィオラ、アクースティック・ベース)で伴奏されている点に大きな特徴がある。プロデュースはアントニオ・ザンブージョやアナ・モウラを手掛けたリカルド・クルーズが担当している。
●日本語解説/帯付き
トラックリスト 1. Fado Bolero da Capicua 2. Amplexo 3. Fado das Amarguras 4. #101 5. Estou Bem 6. Fado da Surpresa 7. #202 8. Fado do Desespero 9. De Onde Vens 10. #303 11. Brincadeira 12. Folhas Caídas 13. Olhar (fado Licas) 14. Canção para Ficar