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ボトルネックのサウンドはギターから発せられる最も催眠的なエフェクトの一つであり、デルタ・ブルースと同意語となっている。そのクーンと鳴く音はガラスや金属や骨をネックを持つ方の指にはめ、弦上を滑らしていくことから生まれる。その魅力はブルースの父といわれるW.C.ハンディが伝えてくれる。ハンディは1903年ミシシッピー州タットワイラーの駅で落ちぶれたギタリストがナイフを使って演奏しているのを聴いた。彼はそれを『私が聴いたことがある音楽でもっとも奇妙な音楽だった。』と表現している。(ライナーより)
マディ・ウォーターズ、ジョン・フェイフィ、チャーリ・パットンほか収録。 |