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メキシコ最高のグループ、トリオ・ロス・パンチョスのデビュー直後の録音を集めた『ニューヨークのトリオ・ロス・パンチョス1944~45』(限定盤/DISCOLOGIA-006L)。そのギターとレキント(・ギター)による伴奏に、ハーモニーをきかせたヴォーカルという組み合わせは世界中で親しまれ、多くのフォロワーを生み出しました。それはもちろん、自国メキシコも例外ではなく、多くの名グループが誕生しました。 このロス・トレス・レジェス(3人の王様たち)も、そんな名グループがいくつも生まれた黄金時代に結成され、なんといまも現役で活動している唯一のグループ。しかもトリオ・ロス・パンチョスのオリジナル・メンバーであるエルナンド・アビレスが参加したこともありました。2011年に発売された本作はそんな彼らの最新作。とろけるようなコーラスが少し枯れた味わいがたまりません。 |