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在籍していたフォーク・グループ、ザ・ウィーヴァーズが赤狩りの影響によって活動休止に追い込まれた1953年の翌年、早速フォークウェイズでソロ・レコーディングを開始したシーガーの初ソロ・アルバム。トレード・マークの5弦バンジョーでの弾き語りで、シー・シャンティ、各地のフォークソングを吹き込んでいます。
ワールド・ミュージック的観点ではメキシコから収集したスペイン語の歌や、バハマに伝わっていた歌、さらにはメドレーの一部ながらインドネシア語のララバイまで、様々な言語圏に伝わる歌を収集し、自らのものにしていく勉強熱心な様はピート・シーガーならでは。 |