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商品名: |
デビー・マルティネス/ラ・チカニータ VOL.2(CD−R) |
メーカー: |
Smithsonian Folkways(通常輸入盤) |
メーカー型番: |
SASF-0785 |
価格: |
2,750円(税込) |
[予約販売] |
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M.O.R.E.レーベル
アメリカ合衆国ニュー・メキシコ州最大の都市アルバカーキを拠点とするインディ・レーベル、Minority Owned Record Enterprises(M.O.R.E.)。同社は1962年にマリアッチ・グループ、ロス・レイエス・デ・アルバカーキを立ち上げたロベルト・マルティネスによって設立され、1960年代終盤からロス・レイエスやロベルトの家族達によるヌエーヴォ・メヒカーノ(ニュー・メキシカン)音楽作品をリリースしていました。同社のカタログがスミソニアン・フォークウェイズによって管理されるようになったのは2009年のこと。以降、当時のアルバカーキにおけるヒスパニック文化を知る上で重要なM.O.R.E.のカタログがカスタムCDで手に入るようになりました。
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M.O.R.E.の看板歌手〈ラ・チカニータ〉!
M.O.R.E.の看板歌手〈ラ・チカニータ〉ことデビー・マルティネスは、M.O.R.E.創設者ロベルト・マルティネスの愛娘。著名なマリアッチ・グループのリーダーの家に生まれたということで、幼い頃からメキシコ系音楽に親しみ、家族のバックアップを受けて13歳で最初のLP『ウマ・ポブレ・タンビエン』をリリース、これが南西部でヒットし、その可愛らしいルックスもあいまって彼女は一躍人気歌手となりました。あどけなさは少なめ、大人顔負けの迫力ある歌声で、M.O.R.E.レコーズから4作を発表、しかし20代半ばで聴覚を失い、歌手としてのキャリアが終わってしまったうえに、2007年に48歳という若さで亡くなってしまいました。
『ウマ・ポブレ・タンビエン』は1971年のデビュー作。マリアッチ曲を兄ロレンソのアレンジで初々しく歌います。
『ラ・チカニータ VOL.2』は1972年の二作目。デビュー作の路線を引き継いだ兄ロレンソによるアレンジのマリアッチ作品。
『デビーの肖像』は1975年作。有名な「ラ・マラゲーニャ」を始め、より幅広いスタイルに挑戦して大人っぽくなった歌声が楽しめる代表作。
『ディオス・ファミリア・イ・ティエラ』は1979年作。父ホベルトのオリジナル曲を筆頭に、まだ20歳とは思えない堂々とした歌声を聴かせるM.O.R.E.における最終作。80年代後半に別レーベルからLPを出しており、それが遺作となったようです。
DEBBIE MARTINEZ/ LA CHICANITA, VOL. II(CD-R) |