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商品名: |
ナディ・カマール/ザ・ママ・リケンビ・インストラクション・レコード(CD−R) |
メーカー: |
Smithsonian Folkways(通常輸入盤) |
メーカー型番: |
SASF-0841 |
価格: |
2,750円(税込) |
[予約販売] |
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親指ピアノのプレイヤー/開発者/研究者ナディ・カマールが残した貴重音源シリーズ
ナディ・カマールはジャズ・ピアニスト“スポールディング・ギブンズ”という名前でも知られる、1917年、アメリカ、オハイオ州シンシナティ出身の演奏家/作曲/編曲家/音楽研究家です。活動開始から10年程の間は、ジャズ・ピアニストとしてそのキャリアを積み、チャールズ・ミンガス、チャーリー・パーカー他、名立たる面々との共演を果たし、その名を馳せました。やがてスポールディング・ギブンズはイスラム教に改宗、その名を“ナディ・カマール”へと改めると同時に、アフロ・イスラム音楽への造詣を深めてゆきます。ジャズ・ピアニスト/作曲/編曲家から民俗楽器のマルチ奏者/研究家へと転身を遂げた彼は、アフリカ民俗楽器に構造面での斬新なアイディアと、より多様性に満ちた独創的な奏法を導入し、従来の民俗楽器の持つプリミティヴな響きに洗練性と豊かな柔軟性を与えることに成功しました。そして60年代から70年代には、アンドリュー・ヒル、スタンリー・コーウェル、ルーファス・ハーレー、ニーナ・シモン等と自身の開発楽器を用いて共演。スピリチュアル・ジャズ、ジャズ・ファンク等、時代の先端を行くジャズ作品にその功績を残しました。サイドマンとしても、研究家としても、異彩を放つ存在です。
ナディ・カマールが独自研究開発した楽器”ママ・リケンビ”を、本人自らが演奏/レクチャーしたシリーズ第1作目。“ママ・リケンビ”とは、親指ピアノの一種”リケンビ”を6台使用し組成、親指のみではなく全指を用い演奏するという特殊な楽器です。本作品は、その教則アルバムであり、基本チューニングから特殊チューニング、多種多様な奏法解説、次々と織りなされる美しいデモンストレーション演奏、当時行われたワークショップでのライヴ・レコーディングなどが順を追って収録されています。彼の口頭による懇切丁寧な手引き、親指ピアノが持つ無限の可能性と美の構造をじっくりと堪能することが出来る1枚です。(1975年作品)
NADI QAMAR/ THE MAMA LIKENBI INSTRUCTION RECORD & MANUAL |