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商品名: |
ヴァリアス/カメルーン・ガレージ・ファンク(2LP) |
メーカー: |
Analog Africa(通常輸入盤) |
メーカー型番: |
SGAA-0035 |
価格: |
3,850円(税込) |
[予約販売] |
販売終了 |
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これぞAnalog Africaの真骨頂!
70年代のカメルーン・ヤウンデに花開いたアンダーグラウンド・ファンク・ムーヴメント!!
アフリカ各地のレアー音源を、綿密な調査に裏付けられた詳細な解説と貴重な写真を含む豪華なブックレットを付けてリイシューするドイツの復刻専門レーベル“Analog Africa”のコンピレーション・シリーズの最新作は、2017年の『ポップ・マコッサ』(ライス AAR-3072)、『ハマッド・カルカバ&ザ・ゴールデン・サウンズ 1974-1975』(同 AAR-7136)以来となるカメルーンのファンク系音楽にスポットを当てた内容となりました。
1960年に独立を果たしたカメルーンは、その少し前からマコッサという音楽が人気を博すようになります。これは港湾都市ドゥアラ周辺に暮らすサワ人たちの伝統音楽をベースに、ルンバ・コンゴレーズやメレンゲ、ハイライフといった音楽の要素を加えたもので、その中心にいたのが後に世界的な音楽家となるマヌ・ディバンゴでした。一方ドゥアラから東へ200キロ以上離れた内陸の大都市ヤウンデでは、街中のあらゆるクラブで様々なアーティストが夜な夜なライヴ・パフォーマンスを繰り広げていました。その音楽の中心は、当時西アフリカ一帯で人気だったJBスタイルのファンクや、エレキギターをメインとしたロックでしたが、さらにそこには土着的音楽やアフロ・キューバンの要素を加えたサウンドを持つグループなどもおり、実に華やかなアンダーグラウンド・シーンが形成されていました。しかし問題は、そんなアーティストらの作品を録音してレコードとして配給するシステムが整備されていなかった点でしたが、ムッシュー・アウォノという教会の音楽エンジニアの計らいで、録音設備のある教会でスケジュールの合間を縫って録音(ただしマイク1本で)を行うことが出来たそうです。そして出来上がったマスターテープを、フランスのレーベル“Sonafric”がレコードにして流通も行うようになったお陰で、ヤウンデの名も無き音楽家たちの音楽を幅広い人々に届けることが出来るようになったのです。
本作には、そのような形でレコードを残した様々なアフロ・ファンク系の音楽家たちの個性溢れるレコーディングが全部で16トラック収録されています。いずれも世界的にはほとんど知られていない彼らですが、その音楽に宿る熱気は凄まじいものがあります。本作にはいつも通り音楽の背景やアーティストの紹介、最新のインタヴューや貴重な写真などを織り交ぜた詳細なブックレットを完備。さらに日本語解説を付けてその内容をより分かり易くご紹介いたします。
まさにAnalog Africaの真骨頂といえるアフロ・レアー・グルーヴの逸品!これは絶対フィジカルで持っていたい作品です。
トラックリスト
1. Africa Iyo - Jean-Pierre Djeukam
2. Sie Tcheu - Joseph Kamga
3. Ma Wde Wa - Los Camaroes
4. Esele Mulema Moam - Los Camaroes
5. Yondja - Ndenga Andre Destin et Les Golden Sounds
6. Odylife - Damas Swing Orchestra
7. Quiero Wapatcha - Charles Lembe et Son Orchestra
8. Song Of Love - Louis Wasson et L ́Orchestre Kandem Irenée
9. Monde Moderne - Pierre Didy Tchakounte et les Tulipes Noires
10. Les Souffrances - Tsanga Dieudonne
11. Moni Ngan - Willie Songue et Les Showmen
12. Mayi Bo Ya? - Johnny Black et Les Jokers
13. Ma Fou Fou - Pierre Didy Tchakounte
14. Woman Be Fire - Lucas Tala
15. Ngamba - Ndenga Andre Destin et Les Golden Sounds
16. Mezik Me Mema - Mballa Bony
VARIOUS / CAMEROON GARAGE FUNK (2LP) |