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商品名: |
ケル・アスーフ/ブラック・テネレ(LP) |
メーカー: |
Glitterbeat Records(通常輸入盤) |
メーカー型番: |
SGI-0093 |
価格: |
3,300円(税込) |
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“アマール808”のソフィアン・ベン・ユーセフが、、最上級に刺激的な“砂漠のヘヴィ・ロック”をプロデュース!
ミュージック・マガジンが発表した「ベスト・アルバム2018」において、ワールド部門4位を獲得した“近未来マグレブ・プロジェクト”アマール808”の中心人物として注目を集めているチュニジア人音楽家ソフィアン・ベン・ユーセフが、以前から取り組んでいる別ユニットがこちらのケル・アスーフ。ティナリウェンの登場で広く知られるようになった“砂漠のブルース”から格段に進化した“砂漠のヘヴィ・ロック”を目指し活動を続けてきた彼らが、現在のワールド・ミュージック・シーンの中心的レーベル“Glitterbeat”から最新作をリリースすることになりました。
サハラ砂漠に暮らすトゥアレグ人の言葉で、“懐かしいもの”もしくは“永遠の息子たち”を意味するという“ケル・アスーフ”は、ベルギーのブリュッセルへ亡命したトゥアレグ人ギタリスト/歌手アナナ・アルーナを中心に2006年に結成。彼らは当初よりトゥアレグの文化の伝播や、その差別に対する反抗を掲げ、その伝統音楽をベースにヘヴィなギターとドラムズを加えたアレンジで聴かせるというコンセプトを打ち立てました。そしてまずは2010年にアルバム『ティン・ヒナン』(ライス IRR-6004)を発表、さらに2016年にはソフィアンがプロデュースを担当した『奇妙な世界』(同 IRR-6000)をリリース。彼らが敬愛するレッド・ツェッペリンのほか、現在の若手ロック・バンドを彷彿とさせるヘヴィなサウンドを大胆に取り入れたそこでのアレンジは、それまで紹介されてきたデザート・ブルース/ロックの中でもっともエッジの効いたサウンドといえるものでした。
そんな彼らの新作が、最先端のワールド・ミュージックを紹介するGlitterbeatからリリースされることは必然のことと言えるでしょう。2018年6月にストックホルムで録音された本作のプロデュースはもちろんソフィアンで、同時に鍵盤奏者としてもかなりロックなハモンドやモーグの演奏をここで披露しています。そして“黒い砂漠”と訳させる本作のタイトル『ブラック・テレネ』だけに、そのサウンドからはダークでパワフルなロック・テイストに満ちあふれたトゥアレグ音楽の最新型を感じ取ることができるでしょう。
アマール808でもかなり刺激的なマグレブ音楽を楽しませてくれたソフィアンは、いままさに才能の絶頂期にあることは間違いありません。その彼が今度はどんなエキサイティングな“砂漠のヘヴィ・ロック”を聴かせてくれるか。ワールド・ミュージック・ファンなら絶対に聴き逃しできません!
KEL ASSOUF / BLACK TENERE (LP) |