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商品名: |
クロノノート(LP) |
メーカー: |
Glitterbeat Records(通常輸入盤) |
メーカー型番: |
SGI-0118 |
価格: |
3,300円(税込) |
[予約販売] |
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UKのエクスペリメンタル・ジャズ・シーンから注目のユニットが登場!
現在のワールド・ミュージック・シーンのトップを走るドイツのレーベル“Glitterbeat”のサブ・レーベルで、よりマニアック度の強い作品を紹介する“tak:til”。最近では〈鬼才トランぺッター〉ジョン・ハッセルがブルキナ・ファソの伝統音楽集団ファラフィーナと連名で発表した1988年作『フラッシュ・オヴ・ザ・スピリット』(ライス INR-8045)をリイシューするなど、話題性のあるタイトルのカタログを持つ同レーベルから、今度は現在のイギリス・ロンドンで活躍する“実験的な”ジャズ・ユニットの作品を紹介します。
クロノノート Krononaut は、現在興隆をみせるロンドンのエクスペリメンタルなジャズ・シーンに登場した注目すべきユニット。あのブライアン・イーノの2010年作“Small Craft On A Milk Sea”でその片腕として大きくフィーチャーされたことで知られるギタリストのレオ・エイブラハムズ(Imogen Heap、Jon Hopkins)と、80年代よりEMCレーベルで活躍し、さらにジャズ・トランペッターのニルス・ペッターやレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ、エルヴィス・コステロのセッションでも知られるドラマーのマーティン・フランスがその中心メンバーです。さらにそこにベースのシャザド・イシュマリー(Tom Waits、Laurie Anderson、Marc Ribot)や、アメリカのサックス奏者マタナ・ロバーツ、スウェーデンのトランペット奏者アルヴェ・ヘンリクセンといった大物が曲によってゲスト参加する形で制作されました。
作品には、レオ・エイブラハムズとも関わりの深いブライアン・イーノがジョン・ハッセルとともに提唱してきた“第四世界音楽”、すなわち〈西洋と非西洋の音楽を融合させたもの〉がその根底にあり、ここではさらにそれを進歩させたサウンドが繰り広げられています。もちろんそれはアンビエント・ミュージックとも繋がりが感じられるものですが、一方でジャズ演奏家らしいインプロヴィゼーションやグルーヴィーなインタープレイが伴った局面をあり、リスナーを選ばないヴァーサタイルなエッセンスが随所に散りばめられています。
より先進的なフリー・ジャズとして聴いても良し、エクスペリメンタルなニューエイジ作品としても楽しめる本作。音楽飽食時代のリスナーには特にお勧めしたい1枚です。
トラックリスト
1. Jena
2. Mob Kindu
3. Leaving Alhambra
4. Location 14
5. Power Law
6. Cold Blood
7. Vision Of The Cross
8. Wealth Of Nations
9. Examen
10. Convocation
KRONONAUT (LP) |