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商品名: |
アマリア・ロドリゲス/ブスト(3CD) |
メーカー: |
VALENTIM DE CARVALHO(通常輸入盤) |
メーカー型番: |
SPOP-0103 |
価格: |
4,070円(税込) |
[予約販売] |
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アマリアのスペシャル・エディション版の新作!
“ファドの女王”アマリア・ロドリゲス(1920 - 99)の生誕100年に併せてValentim de Carvalhoがスタートさせたスペシャル・エディション・シリーズの最新作が登場。今度は、アマリアが1962年に発表したアルバム“Amália Rodrigues”(通称『ブスト』)にボーナス音源26曲を加え、さらに豪華なブックレットを付けた内容となりました。
『ブスト』はポルトガル生まれのフランス人作曲家アレン・ウルマンとの出会いではじまった現代ファドの創造のスタート地点を告げる歴史的な1枚で、アマリアにとって最初のコンセプト・アルバムとして知られるなど、ファド新時代の幕開けに相応しい重要作とファンの間では見なされています。ウルマンとの共同作業は、アマリアの最高傑作と呼び声の高い69年の『コン・ケ・ヴォス』で頂点を迎えますが、まさに本作がその第一歩でした。ウルマンはここで2曲の伴奏でピアノを使用、そのことで当時賛否両論こそありましたが、それまでポルトガル・ギターとクラシック・ギターで伴奏されてきたファドにモダンな響きを加えたことはかなり衝撃的でした。アマリアはファドを民衆音楽から芸術音楽にまで高めた歌手ですが、その始まりが本作だったと言っても過言ではありません。
本スペシャル・エディション版では、CD1にその『ブスト』のストレート・リイシューを収録。CD2には同時期にリリースされたEP盤やフランス盤などに収録されていたレア・トラックを、そしてCD3には1959年から1962年までの間に行われたライヴ・パフォーマンス(一部未発表音源を含む)を収録しています。ポルトガル・ギターはジョゼー・ヌネスで、また一部にピアノが入った曲がありますが、それはもちろんアレン・ウルマンが担当。またライヴ音源ではカフェ・ルーゾでの演奏で知られるドミンゴズ・カマリーニャがポルトガル・ギターを担当しています。
アマリアの名作のひとつとされる『ブスト』だけに、ファンであれば是非手にしてほしいアンソロジー作品と言えるでしょう。
AMALIA RODRIGUES / BUSTO |