|
トルコのイスタンブールは、その地理的条件/文化の両面からヨーロッパとアジアが交差するコスモポリタン都市として古くから栄えてきた。そんな地で繁栄をみせるアーバン・ミュージックを、独自の視線で紹介する編集盤がこれで、制作はドイツで最も古いインディー・レーベルと知られるトリコントだ。本作は先にライス・レコードから発売された『ビヨンド・イスタンブール 2~トルコのアーバン・サウンド』(ライス INR-7003)の前作にあたる2006年制作の第1弾。新進レーベル〈ダブルムーン〉からのアーティストを中心に、ポップ~ラップ~ベリーダンスなど様々なスタイルの音楽を集め、混沌としたイスタンブールを体現している。 |