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チガナー・サンターナ/カサーダ・ノトゥルナ(LP

価格:6,600円(税込)
メーカー型番:AJR-60011
メーカーURL:ライス(AJABU!)

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説明
2024年9月22日発売新譜
まさに最高傑作!
ポルトガルで録音されたアフロ・ブラジリアンSSWの最新作!!


 『アフロ・ブラジルのニック・ドレイク」との異名を持つバイーア出身の黒人系SSWチガナー・サンターナ(チガナ・サンタナ)。過去作が他社から国内発売されるなど、日本でも知名度を持つアーティストです。2009年に『Maare』でデビューを果たし、2012年『The Invention Of Colour』で世界から絶賛を浴びた後、自らのルーツであるセネガルの首都ダカールで録音した3作目『Tempo & Magma』(2015年)を発表した彼は、その年には毎年日本で開催されているSUKIYAKI MEETS THE WORLD / SUKIYAKI TOKYOにも出演、我が国でも大きな話題を集めました。その彼が前作『Vida-Cdigo』以来4年ぶりとなる新作を発表してくれました。
 1982年12月29日にブラジル北東部バイーア州の州都サルヴァドール(一般的にはバイーアと呼ばれる)に生まれたチガナーは、14歳よりクラシック・ギターを学びはじめ、16歳には様々な言語を用いて作曲を行うようになりました。また彼のオリジナリティをより深めるものとして欠かせないのが、独自のチューニングを施した5弦ギター《ドラムギター》で、特に過去作において大きな存在感を発揮していました。また彼はバイーア連邦大学 (UFBA) で哲学を学ぶ一方で、アンゴーラとコンゴで話されているキンブンド語とキコンゴ語の言語構造を研究。そのことは彼の曲作りにも大きな影響を与えました。
 そしてチガナーにとって7作目となる本作は、ブラジルにとってはかつての宗主国ポルトガルのアレンテージョ地方の都市セルパで録音され、長年コラボレートしてきたAjabu!レーベルから発売となりました。作品のタイトル“Caada Noturna”(夜の狩り)とはチガナーが敬愛する詩人パウロ・コリーナの同名の詩に由来していて、狩猟の神へのオマージュや夜行性/月/深い感情/神秘に触れる詩的なトーンなどがアルバムの主旨と合致しているのだとか。そして今回チガナーと共にアルバムを制作したのは、レオナルド・メンデス(ギター)とルドソン・ガルテル(ベース)のふたり。今回は主にレオナルドのギターがサウンドの核となっていて、曲によってはキコンゴ語で作曲したものも収録されるなど、アフロ・ブラジリアンなスタイルはこれまで通り貫かれています。さらにゲストにはアフロ・ルーツ・サンビスタとして知られるファビアーナ・コッザが参加し、素晴らしい歌声を披露してくれます。
 ギター中心のアフロ・ブラジリアン・アクースティック・サウンドを、力の抜けたヴォーカルと共に聴かせてくれる本作に是非とも注目してください。

●日本語解説/帯付き

トラックリスト
1. Das Matas
2. O Amor Simples
3. O Vu
4. Partes De Mim
5. Corao Ao Largo
6. Estrelas Pernoitadas
7. Nkongo

2024年9月22日発売
TIGANA SANTANA / CACADA NOTURNA