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V.A./エチオピーク12 ~ コンソの音楽と歌(CD)

価格:3,300円(税込)
メーカー型番:BDSI-3176
メーカーURL:サンビーニャ・インポート(Buda Musique)

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説明
2024年9月29日発売新譜
エチオピア南部コンソの知られざる伝統音楽をフィールド・レコーディング!

 ワールド・ミュージック・ファンにはお馴染み、フランスBUDA MUSIQUEを代表する編集盤シリーズのひとつがエチオピーク(thiopiques)。日本では一部タイトルを除いてオルターポップが配給を担当していましたが、中には流通が滞ってしまったタイトルや、日本未発売のものもございました。そんな中、シリーズの重要性、延いてはエチオピア音楽の魅力を再認識するため、現在国内市場で入手が難しくなった同シリーズの作品を順次ライス・レコードで再発してきました。そしてよりマニアックな内容のタイトルについては、フレキシブルにリリースが可能なサンビーニャ・インポートとして発売してゆく方針といたしました。その第二弾が本作『エチオピーク12 ~ コンソの音楽と歌』です。
 コンソとはエチオピアの南部からスーダン国境にかけての地域名もしくはエスニック・グループの名称のこと。標高800mから1800mほどの山岳地帯という制約の多い環境の中、そこに暮らす人々は様々な工夫を凝らして独特の文化様式を育んできました。その結果そこに生まれた文化的景観は、2011年にUNESCOの世界遺産リストに登録されるなど、近年高い注目を浴びています。さらにコンソ遺跡群からはなんと175万年も前に使われていた握斧(石斧の一種)なども出土しており、古人類学への貢献という面でも重要な地域とされています。
 そんなコンソの伝統音楽をイタリアの音楽学者エンリコ・カステッリ(Enrico Castelli)が2000年9月から2001年2月に掛けて現地を訪ね、フィールド・レコーディングしたのがこのアルバム。ここでは日々の農作業に関連した曲から宗教的および儀式的な歌、そして娯楽的な歌などが収録されています。ここでメインを務めるのが、キルバ・アファア・ホンソという男性音楽家で、彼はキハイタ(Kihayta)と呼ばれるリラのような弦楽器の弾き語りを聴かせます。そのほか、パン・フルート(Hiibhaara/Maayra)、バンブー・フルート(Luuttota)、ベル(Tawna)、ホルン(Turumpa)、シロフォン(Kawla)、太鼓(Timpa)といった伝統楽器が紹介されており、それらを用いたミニマル・ミュージック的な反復フレイズや変拍子、さらにはメリスマティックなヴォーカルやコール・アンド・リスポンスなども披露しています。
 皆さんよくご存知のエチオポップやエチオジャズとは大分異なるテイストの作品ですが、それだけ同国には様々な文化や人々の暮らしがあり、多彩な音楽が存在しているという証でもあります。そんな広大なエチオピアの多様性の一端を知れる1枚と言えそうです。

●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。日本語解説は同封しておりません。予めご了承ください。

トラックリスト
1. Kabalula Kossa: Xorma
2. Kusse Guibada
3. Tadesse Deyasa: Wattatra
4. Choi/Choeur: Parga
5. Robisha Weghegira
6. Kabachare Jiraato: Timma Qollo
7. Kahano: Hoppa
8. Koseya Gamecho: Tansa
9. Kabachare Jiraato: Oyayo
10. Tadesse Telliya: Kampalutu
11. Choir/Choeur: Kirba Yoqaa
12. Choir/Choeur
13. Robisha Weghegira
14. Karacho Tayye: Tansa
15. Tamiru Tzareghe
16. Tadesse Deyasa
17. Tadesse Telliya & Jankara: Xorma
18. Sagooyya Jiwwa: Xorma
19. Changar: Tansa
20. Arrimma Shingoda: Songo Gawadi
21. Hoire Katano
22. Robisha Weghegira
23. Kabalula Kossa: Daletya





2024年9月29日発売
V.A. / ETHIOPIQUES 12 - KONSO MUSIC AND SONGS