アール・フッカー/ツー・バグズ・アンド・ア ・ローチ(CD) すべてのイメージを表示 価格:3,520円(税込) メーカー型番:FLR-32003 メーカーURL:ライス(Smithsonian Folkways) ツイート この商品について [問い合わせる] 説明 B.B.キングをはじめとした凄腕のブルースマンたちもこぞって絶賛したブルース・ギタリスト!アール・フッカーの魅力がたっぷりと詰まった60年代後半+50年代初期音源集!!! シカゴ・ブルース最盛期の担い手、そしてB.B.キングをはじめとする凄腕のブルースマンたちもこぞってそのギターの腕を絶賛し、あのバディ・ガイも嫉妬したミシシッピ出身の〈ミュージシャンズ・ミュージシャン〉アール・フッカー(1929-1970)。彼は1950~60年代のシカゴ・ブルース・シーンにおいて、華のあるリーダー、ひっぱりだこのスタジオ・ミュージシャン、そしてサニー・ボーイ・ウィリアムソンII、ジュニア・ウェルズ、従兄弟のジョン・リー・フッカーなどのサイドマンなど、多方面で大活躍したことが知られます。名だたるブルースの巨匠たちを唸らせ、スタジオ・ミュージシャンとしても絶大な信頼を勝ち得たギターの腕前はもちろんのこと、その痛快でパワフルな歌声、さらにはユニークな衣装や、歯・足を使う、あるいは首の後ろや足の間に挟み込んでギターを弾くなどのアクロバティックなプレイによって、華やかなショーマンとしてもその名を轟かせた彼。オーティス・ラッシュは彼のギター・テクニックに憧れ、また、トレードマークのダブルネックのエレクトリック・ギターは、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジにも大きな影響を与えました。今回はそんなアール・フッカーがアーフーリー・レコードに残した名盤『ツー・バグズ・アンド・ア ・ローチ』をご紹介いたします。 フッカーのキャリア開始は1940年代中盤。アーカンソー州、テネシー州などをはじめとする合衆国南部を活動拠点に、ロバート・ナイトホークやサニー・ボーイ・ウィリアムソンIIなどのサイドマンとして知名度を上げていき、50年代初頭にはシカゴに拠点を移動。自身をリーダとしたバンドを結成しました。そして52年頃より「スウィート・エンジェル」をはじめとしたフッカー名義のシングルをリリース。50年代後半~60年代は、彼のレコーディング・キャリアにおける最も実り多き時代となりました。 本作はアーフーリー・レコードのために録音された1968年/69年のレコーディング・セッションからの選りすぐりの音源、そして1952~53年にかけて録音されたキャリア初期の音源4曲が収録されています。様々なギター・テクニックが盛り込まれたキャッチーなR&Bサウンドにのせ、軽快なトーキング・ブルース・スタイルで展開する①は、1956年にフッカーが患った〈結核〉を〈2匹の虫と1匹のゴキブリ〉に例えた大人気曲。続く②はタイトル通り、ワウ・ペダルを駆使したスーパー・プレイが炸裂するスローなナンバーですが、ここでは人の歌声にも似たフッカーのギター・プレイとハモンド・オルガンとの対話が素晴らしいグルーヴ感を生み出しています。⑫は先述したフッカーの50年代初期音源。彼の師でもあったロバート・ナイトホークの「ブラック・エンジェル・ブルース」(1949年)をベースとしたナンバーとなりますが、〈フッカーは既に師匠を超越していた〉とも言わしめた傑作ヴァージョンです(⑩は60年代にインストゥルメンタルによって再演したトラック)。 オーソドックスなシカゴ・ブルース・ナンバーからラグタイム風ナンバー、そしてハモンド・オルガンなども従えたファンキーなR&Bナンバーまでと、とにかくバラエティ豊かな本作。多種多様なスタイルを弾きこなすことでも知られている彼ならではの、変幻自在なプレイを心ゆくまで堪能することが出来ます。他の追随を許さないワイルドで伸びやかなギター演奏とソウルフルな歌声は、ブルース・ファンの方必聴!是非お楽しみに!●日本語解説/帯付きトラックリスト1. Two Bugs and a Roach2. Wah Wah Blues3. You Don't Love Me4. Earl Hooker Blues5. Anna Lee6. Off the Hook7. Love Ain't a Plaything8. You Don't Want Me9. The Hook10. New Sweet Black Angel (Instrumental)11. I'm Going Down the Line12. Sweet Black Angel13. Guitar Rag14. Earl's Boogie Woogie2025年2月9日発売EARL HOOKER / TWO BUGS AND A ROACH