V.A./チュラス・フロンテーラ&デル・メロ・コラソン(CD) すべてのイメージを表示 価格:3,520円(税込) [予約販売]: メーカー型番:FLR-32054 メーカーURL:ライス(Smithsonian Folkways) ツイート この商品について [問い合わせる] 説明 2025年9月21日発売新譜【近日公開予定映画】テキサス/メキシコ国境地域の主要な演奏家たちをカメラで捉えた貴重なドキュメンタリー作品のサウンドトラック テキサス州メキシコ国境周辺地域発祥の音楽〈コンフント(=バンド/楽団を意味する)〉。メキシコ側では〈ノルティーニョ〉、米国側では〈テックス・メックス〉とも呼ばれているこのメキシコ系アメリカ人の音楽は、19世紀終わり頃、同州サン・アントニオ周辺に暮らしていたドイツ系移民たちが持ち込んだアコーディオンと、チェコ系移民たちが持ち込んだポルカ/ワルツなどのダンスのリズムを、同地のメキシコ系住民が自国の土着音楽と融合させたことで誕生したと伝えられています。 〈コンフント〉は、アコーディオン、そしてバホ・セストと呼ばれる12弦ギターをメインに、コントラ・バホ(今日では主にエレクトリック・ベースを使用)、ドラムズ 、アルトサックスなどで構成されたコンパクトな楽団スタイルで演奏される音楽のことを指し、そのサウンドはパーティーなどに適した、陽気でダンサブルな印象を持ちます。歌のスタイルについては、メキシコの伝統的田園風歌謡〈ランチェーラ〉や美しいラヴ・ソング〈ボレーロ〉、さらに叙事的な物語り風の歌〈コリード〉や、麻薬/マフィアを礼賛する〈ナルココリード〉など、実にヴァラエティ豊か。メキシコ系アメリカ人独自の地域音楽として発展を遂げた同音楽は、主に農業従事者やブルーカラー労働者の間で大きな人気を博すようになりますが、やがては、先日亡くなったアコーディオンの名人:フラーコ・ヒメネス(1939-2025)などを介し、国際的な人気と知名度を得ることとなりました。 そんなコンフントの主要アーティストによる名演がたっぷりと収められた本作は、2本の素晴らしい音楽ドキュメンタリー映画『Chulas Fronteras』(1976年公開)と『Del Mero Corazn』(1979年公開)のサウンドトラックとなります。『Chulas Fronteras』は、テキサス/メキシコ国境を挟んだ両側に住むメキシコ系コミュニティの、主に移民系農民たちの音楽を映し出したドキュメンタリー作品。同地域の音楽的ルーツに関する重要な資料映像や、国境の町のクラブや裏庭などで撮影された、コンフントの主要音楽家たちによる演奏風景が紹介されると同時に、同音楽が持つ人種差別と抑圧に対する社会への抗議の形としての側面などにも焦点が当てられていきます。そしてもう一つの作品『Del Mero Corazn』は、愛に関する歌を主題に、同地域の音楽をコンパクトに紹介したショート・フィルム。いずれも監督はレス・ブランクとなります。ちなみに『Chulas Fronteras』については、ピーター・バラカン氏監修・作品選定による【Peter Barakan's Music Film Festival 2025】(2025年9月12日(金)〜25日(木) :角川シネマ有楽町にて開催)において、『テックス・メックス アコーディオン天国』として上映されます。この貴重なドキュメンタリー作品の公開に併せ、本作もお楽しみいただければ幸いです。 本作の主な収録アーティストは、〈谷のハリケーン〉や〈コンフント音楽の父〉などの異名を持つアメリカ=メキシコ国境の街:レイノサ出身のグループ・リーダー/アコーディオン奏者:ナルシソ・マルティネス(1911-92)、同音楽の先駆的女性歌手/パフォーマーとして知られるリディア・メンドーサ(1916-2007)、フラーコ・ヒメネスの偉大な父としても知られるアコーディオン奏者:サンティアゴ・ヒメネス(1913-1984)、ノルテーニョ初期のスター・トリオ:ロス・アレグレス・デ・テラン(1940年代後半〜 )などのパイオニアたちに加え、フラーコや人気トリオ:ロス・ピンギーノス・デル・ノルテなどの次世代音楽家たちも登場。是非お楽しみに!●日本語解説/帯付きトラックリストはこちらをご覧下さい。2025年9月21日発売V.A. / CHULAS FRONTERAS AND DEL MERO CORAZON