V.A./カリプソの真髄 1927〜1946年(CD-R) すべてのイメージを表示 価格:3,410円(税込) [予約販売]: メーカー型番:FLSI-31057 メーカーURL:サンビーニャ・インポート(Smithsonian Folkways) この商品について [問い合わせる] 説明 2025年2月2日発売新譜カリプソ黄金時代を築き上げた偉大なカリプソニアンたちの歌声をコンパイル! カリプソは、20世紀に発展したカリブ海地域を代表する音楽スタイルのひとつ。イギリス領/フランス領のカリブ諸島、特にトリニダード・トバゴのカーニバルにおいて大きく発展を遂げました。TV、ラジオ等のメディアが未発達だった誕生当時は、ニュース拡散用のツールとしてこのカリプソを使用。4分の2拍子のリズムに乗せ、島の生活に関連する話題や時事問題への言及などが歌われていました。このスタイルはレゲエのルーツの一つであるとも言われています。 そんなカリプソは1914年に初めて商業レコード化。以降1920年代から40年代後半にかけ黄金期を迎えます。1920年代にはカーニバル開催地に設けられた仮設ステージ〈カリプソ・テント〉で多くのカリプソニアンたちが歌を競い合い、音楽性にさらなるヴァラエティ性が誕生。カリプソニアンたちはテントにおいて自身の実力を誇示し、また相手をこき下ろすような過激な歌詞を用いるなどしていましたが、これが〈カリプソ・ウォー〉、つまり現代でいうところの〈ラップ・バトル〉のような形式に発展していきました。そして30年代後半には大人気歌手:アッティラ・ザ・フン(Atilla the Hun)、ロアリング・ライオン(Roaring Lion)、ロード・インヴェーダー(Lord Invader)などが登場。カリプソは国際的な知名度を獲得していくこととなります。 本作はそんなカリプソ黄金期:1927年から46年までの重要音源を網羅。収録は先述の3名を中心に、Caresser、The Growling Tiger、Lord Beginner、Sam Manning、The Executor、Gerald Clark and His Calypso Orchestra (Vocal : Sir Lancelot)など、当時の偉大なるカリプソニアンたちがずらりと並びます。鋭い社会批評と軽妙なリズム/メロディの組み合わせというカリプソの真髄がたっぷりと堪能できる作品です。カリプソ入門編として最適であることはもちろんのこと、そしてヴィンテージ音楽ファンの方にも是非おすすめしたい一枚です。●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。日本語解説は同封しておりません。予めご了承ください。トラックリスト1. Edward the VIII/Caresser 2. Bing Crosby/Roaring Lion 3. Louis-Schmeling Fight/Atilla the Hun and Roaring Lion 4. G-Man Hoover/Gerald Clark and His Calypso Orchestra vocal by Sir Lancelot 5. War/Executor, Caresser, Atilla the Hun, and Roaring Lion 6. Five Year Plan/Atilla the Hun 7. Yankee Dollar/Lord Invader 8. Four Mills Brothers/Roaring Lion 9. Money Is King/The Growling Tiger10. Always Marry a Pretty Woman/Lord Beginner11. New York Subway/Lord Invader 12. Three Friends Advice/The Executor 13. Let Go My Hand/Sam Manning 14. Miss Bombilla Brown/Atilla the Hun 2025年2月2日発売V.A. / THE REAL CALYPSO: 1927-1946