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マリア・ジョアン/アブンダンシア(LP)

価格:5,500円(税込)
[予約販売]: 
メーカー型番:GLR-50042
メーカーURL:ライス(Galileo Music)

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説明
2025年3月2日発売新譜
ポルトガルの人気歌手が、アフリカ音楽/エレクトロニックとの高度な融合で新時代を切り開く!

 世界的に称賛される数少ないポルトガル人ジャズ歌手のひとりマリア・ジョアン。ブラジル人ピアニスト、アンドレ・メマーリとの連名作『コットン』(ライス GLR-3283)を2024年秋に発表したばかりのマリアですが、今度は単独名義のアルバムを『コットン』と同じドイツのGalileo Musicから発表してくれました。
 マリア・ジョアン(1956年6月27日生)は、ポルトガル・リスボン出身。ポルトガル人の父とモザンビーク人の母の間に生まれた彼女は、スポーツに打ち込む活発な少女時代を過ごしました。その後ジョニ・ミッチェルの歌声に影響を受け音楽に興味を持ち、1976年にロックバンドで歌手活動を開始。1982年にホット・クラブ・ジャズ・スクールでジャズを学び、“Maria Joo & Friends”を結成。1983年、アルバム“Quinteto de Maria Joo”でデビューした彼女は、1986年に日本人ピアニスト高瀬アキとフリー・ジャズに傾倒し、欧州を中心に活躍。1993年以降は夫でピアニストのマリオ・ラジーニャとの活動に注力し、多数のアルバムをリリースしました。そしてポルトガル・ジャズ界のレジェンドとして世界的評価を得た彼女は、ボボ・ステンソン、ボビー・マクファーリンから、エグベルト・ジスモンチ、ジルベルト・ジル、レニーニ、ギンガまで、世界中の一流音楽家たちから共演の依頼が集まるようになりました。
 そんな彼女が、2012年以降活動を共にすることの多いジョアン・ファリーニャと共に今回取り組んだのは、個性豊かな歌声とアフリカのルーツ音楽、そして高揚感/感動をもたらすエレクトロニックな質感との融合でした。ミキシングを担当したのは前衛的エレクトロニック音楽の分野で活躍するポルトガル人音楽家ルイス・フェルナンデスで、ポルトガルのリスボンとモザンビークのマプトの間を行き来しながら制作が行われました本作は、過去と未来、ジャズとグローバル・ミュージック、リズムとメロディを結ぶ音楽的な架け橋を築いています。
 ドラムズにはハンブルクを拠点に活動するシルヴァン・シュトラウスのほか、マプト出身の才人テシート・ランガが担当。さらにギターを担当するヴァルテル・マバソ、パーカッションを担当するチェニ・ワ・ギュネ、コーラスを担当するTP50・クワイアも皆モザンビークの出身で、またムカヴェレやスチュワート・スクマといったモザンビークの伝説的アーティストたちも参加するなど、モザンビークの色あいの濃い内容となりました。
 聴き所はなんといってもマリアの持つ独特の歌声とアフリカンなアレンジを前衛的なエレクトロニックの手法を用いて高度に融合している点。ここには10曲の新曲が収録され、現在もっとも挑戦的で印象的な歌声を持つマリア・ジョアンの人生/創意/芸術性を証明する作品になっていると専らの評判です。
 ジャズ・ヴォーカル/アフリカ音楽/エレクトロニック音楽/ルゾフォニア音楽のファンそれぞれにお勧めしたい内容です。

●日本語解説/帯付き

トラックリスト
1. Ao Sol
2. Esperana
3. Maputo Jive
4. O Amor Verdadeiro
5. Beatriz
6. Drio
7. As Tuas Tranas
8. Papalaty
9. Dia
10. Praia



2025年3月2日発売
MARIA JOAO / ABUNDANCIA