Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　バーデン・パウエルが詩人ヴィニシウス・ジ・モラエスと一緒に『アフロ・サンバ』を録音したのは65年。彼らのボサ・ノーヴァ脱却宣言とも言われ、さらにその後のトロピカリア運動も予感させた、歴史に残る重要作だ。ただバーデン自身は、このときの録音をさほど満足せず、いつの日か再録音したいと思っていた。そんな夢が実現したのが、1990年録音のこのリメイク・アルバムだ。もちろんバーデン自身がアレンジとギターとヴォーカルを担当。全編でクァルテート・エン・シーが参加して「オサーニャの歌」などの名作を、よりゴージャスかつリラックスしたアレンジで再現してくれる。バーデンが考える〈アフロ・サンバ〉がここに完成した。