Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　中・東欧諸国の中でも世界的に有名なジプシー・ミュージシャンやバンドを数多く輩出しているルーマニア。同国は古来よりさまざまな人種や文化が混じりあい、豊かな音楽土壌をつちかってきた。そんなルーマニアで、ジプシーが中心となった宮殿付きの音楽家集団として組織され、19世紀には俗化して庶民の冠婚葬祭の音楽などを担当したのが、ラウターリと呼ばれる人々だった。現在では国内各地に存在し、ヴァイオリン、ベース、アコーディオン、ツァンバル（ハンマー・ダルシマー）といった楽器編成で超絶技巧のインストルメンタル・チューンから、叙情豊かな歌曲まで聴かせてくれる。ルーマニアン・ジプシー音楽の入門篇としてもオススメの１枚だ。

1. ミハイ・ナモル／アーサ・マイ・グレセスク・バルバティル
2. コルネリア・カタンガ／ゲレム、ゲレム
3. イオニカ・ミヌネ／ホラ・ラウタリロル
4. パンセルタ・フェラ−ル／私はとても狼狽している
5. ドレル・デ・ラ・クラヨーヴァ／４分の１、愛してる
6. ファネ・マリナーケ／腕
7. コルネリア・カタンガ／石よ、石よ
8. イオニカ・ミヌネ／イオニア人の腕
9. パンセルタ・フェラール／道路沿いの酒場で
10. ファネ・マリナーケ／オルテニアのドイナ
11. ジャン・デ・ラ・クラヨーヴァ／深夜
12. ネルタ・ネアグ／大金とバッグを手にいれろ