Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　かつて日本のブラジル音楽ファンの間でもっとも高い人気を誇った歌姫がマリア・クレウザだ。特に70年代に残したアルバムはいまも多くの ファンの間で親しまれている。そんな彼女の最新作が2007年に発表されたこのバーデン・パウエル作品集だ。プロデュースを務めるのは、 同時発売される前作の『ヴィニシウス・ジ・モラエスを歌う』と同じくロベルト・メネスカール。マリア・クレウザはベテランらしい落ち着いた歌声で、ボサ・ファンなら知らない人がいない往年の名曲をじっくり楽しませてくれる。愛するバーデン作品たちをまるで慈しむように歌う無欲の歌声がすばらしい。