Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　イランは古典音楽の宝庫。もともとペルシャと呼ばれたことから、ペルシャ音楽という名前で親しまれてきた。 そんなペルシャの古典声楽において現役最高峰の女性歌手と目されるのが、このパリッサだ。1950年生まれのベテラン。近年はヨーロッパにも進出し、2002年にはフランスのシャルル・クロー賞を受賞した。
　これはそんなパリッサが2005年にドイツのネットワークから発表した最新作。ペルシャ古典の独特のテクニックである<タハリール>などを駆使した華やかで奥行きのある歌声をたっぷり披露する力作２枚組だ。伝統に則った伴奏も含めて、これほど本格的なペルシャ古典声楽のアルバムは近年では珍しい。