Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　ティナリウェンやコノノNO.１、一連のミクスチュアー・バンドなど、まだまだワールド・ミュージックは枯渇していないと思わせてくれるグループやアーティストが昨今続出している。その音の流れの特徴はロックやレゲエ、エレクトロニクスなどをイディオムとして取り込むのではなく、その質感や肌触り、姿勢やアティテュードにロックを感じる、いわゆるダサくないサウンドだ。ティナリウェン やコノノNO.１はもちろん、カンボジアン・ガレージ・バンドのデング・フィーヴァー。トゥヴァのホーメイ（ホーミー）・パンク・トリオ（！）、NYのラテン系ユダヤ人によるラップ・グループまで収録し、現在のワールド・ミュージック の方向性がこの一枚でわかる。