Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　西アフリカ最大の音楽王国の１つであるマリ。その最も伝説的なバンドといえば、このレイル・バンドをおいて他にない。その初期にはサリフ・ケイタやモリ・カンテが在籍していた。レイル・バンドはマリ独立後、独自のポピュラー・ミュージックを創りだす目的で結成された、いわば国営バンド。西アフリカの音楽の中核を担う〈グリオー〉の伝統を一身に受け止め、その時代の音楽を融合させ、その後のマリ音楽に多大な影響を与えた。本盤はそんなレイル・バンドの貴重な1970〜83年の重要作を集めた編集盤シリーズの第３弾完結編。前作、前々作同様、詳しい解説や貴重な写真とともに同バンドの歴史を振り返り、その軌跡が明らかにされる。