ナディ・カマール/ザ・ヌールー・タア・アフリカン・ミュージカル・イディオム・プレイド・バイ・ナディ・カマール・オン・ザ・ママ・リ すべてのイメージを表示 価格:2,750円(税込) [予約販売]:販売終了 メーカー型番:SASF-0843 メーカーURL:Smithsonian Folkways(通常輸入盤) この商品について [問い合わせる] 説明 親指ピアノのプレイヤー/開発者/研究者ナディ・カマールが残した貴重音源シリーズ! ナディ・カマールはジャズ・ピアニスト“スポールディング・ギブンズ”という名前でも知られる、1917年、アメリカ、オハイオ州シンシナティ出身の演奏家/作曲/編曲家/音楽研究家です。活動開始から10年程の間は、ジャズ・ピアニストとしてそのキャリアを積み、チャールズ・ミンガス、チャーリー・パーカー他、名立たる面々との共演を果たし、その名を馳せました。やがてスポールディング・ギブンズはイスラム教に改宗、その名を“ナディ・カマール”へと改めると同時に、アフロ・イスラム音楽への造詣を深めてゆきます。ジャズ・ピアニスト/作曲/編曲家から民俗楽器のマルチ奏者/研究家へと転身を遂げた彼は、アフリカ民俗楽器に構造面での斬新なアイディアと、より多様性に満ちた独創的な奏法を導入し、従来の民俗楽器の持つプリミティヴな響きに洗練性と豊かな柔軟性を与えることに成功しました。そして60年代から70年代には、アンドリュー・ヒル、スタンリー・コーウェル、ルーファス・ハーレー、ニーナ・シモン等と自身の開発楽器を用いて共演。スピリチュアル・ジャズ、ジャズ・ファンク等、時代の先端を行くジャズ作品にその功績を残しました。サイドマンとしても、研究家としても、異彩を放つ存在です。 ナディ・カマールによる”リケンビ”(親指ピアノ)のシリーズ最後の作品です。教則的な色合いの強い前2作と比較すると、本作品はより純粋な音楽アルバムとなっています。前作からの流れを汲みつつも、アジア、オーストラリアをイメージした異国情緒溢れる音階の導入、近しい間柄にあった天才ジャズ・ピアニスト/アート・テイタムに捧げたジャズ的良作など、更に様々な音楽的要素が組み込まれ、カレイドスコープ的な様相を呈しています。彼の独創的な学究精神、演奏者としての高度な技術、そしてその根幹にある豊かな感受性が三位一体となった、まさに彼の集大成とも言える名作ではないでしょうか。(1975年作品) NADI QAMAR/ THE NURU TAA AFRICAN MUSICAL IDIOM PLAYED BY NADI QAMAR ON THE MAMA LIKEMBI