Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　ベネジート・ラセルダは、ブラジルが生んだ歴代最高のフルート奏者。カルメン・ミランダやシロ・モンテイロの全盛期録音でも伴奏を務め、さらにブラジル音楽の父ピシンギーニャとの歴史的な共演は『ショーロの聖典』（ライス　ＢＳＲ-417）でも紹介されています。
　このアルバムは、そんな偉大なラセルダが1930年代前半に残した初期録音を集めたもの。コンジュント・レジォナールという、ショーロ編成にサンバのパーカッションを加えた独自の編成を確立し、一気にショーロの第一人者に上りつめ、最高のフルート奏者としての名声を確固たるものにした、まさにその時代の録音です。