アマリア・ロドリゲス、アルフレッド・マルセネイロほか/ティヴォーリ 62 ~ フィリペ・ピントに捧ぐ夕べ(CD) すべてのイメージを表示 価格:3,300円(税込) [予約販売]: メーカー型番:VCR-3184 メーカーURL:ライス(Valentim de Carvalho) この商品について [問い合わせる] 説明 2024年12月29日発売新譜アマリアをはじめ偉大なファディスタたちが勢揃いした伝説の公演! 弊社は今年よりポルトガル最古のレーベル:ヴァレンティン・デ・カルヴァーリョの作品の取り扱いを本格的に開始しました。すでに『コン・ケ・ヴォス』『ライヴ・イン・ジャパン 1970』『ファドはポルトガルの心(50周年デラックス・エディション)』といったヴァレンティン制作のアマリア作品をご紹介し、大きな反響を頂いてきました。そして今回5弾としてご紹介するのが、これまで一度も国内流通していなかったこのアルバム。1962年にリスボンの老舗劇場ティヴォーリ(Tivoli)で行われたファドの伝説的オムニバス・コンサートの模様を収録した作品です。 本作は1920年代より活躍してきた男性ファド歌手フィリペ・ピント(1905-68)へのそれまでの功労と敬意を表すため、1962年11月29日にティヴォーリ劇場で開催された式典の模様を収録した作品で、アルバムとしてはヴァレンティンから2015年に発売されました。ここには当時活躍していた有名なファド歌手たちが勢揃いし、ピントへのトリビュートの気持ちを込めた歌を披露しています。まずは優雅なファド・ヴォーカルを聴かせた男性歌手フェルナンド・ファリーニャ(1928-88)が登場し2曲を披露。そしてカルロス・ド・カルモの母としても知られる女性ファディスタ、ルシリア・ド・カルモ(1919-98)、ファドの王様(Rei do Fado)の称号が与えられたアルフレード・マルセネイロ(1888-1982)と続き、人気俳優ロジェーリオ・パウロの招きでフィリペ・ピント本人もステージに登場、代表曲‘Desespero’を披露して前半が終了します。 そして後半に入ると、すでに世界的な大スターとなったアマリア・ロドリゲス(1920-99)が登場し、なんとひとりで8曲も披露するという大盤振る舞い。ここでのギターラはアマリアの代表的ライヴ盤『カフェ・ルーゾ』『オランピア』で見事な演奏を聴かせていたドミンゴス・カマリーニャで、ヴィオラ(クラシック・ギター)とのシンプルな伴奏で、女王の歌声に寄り添ったアンサンブルを楽しませます。そしてコンサート当日の和やかな雰囲気が伝わってくる貴重な写真がブックレットに多数収録されているあたりは、ファド・ファンにはとても嬉しいところ。そこからはアマリアと他のファディスタたちとの関係性も窺い知ることができます。 当時のファド・シーンの状況を知る上でも重要な資料でもある本作。ファンならマストで手に入れてください。●日本語解説/帯付きトラックリスト 1. Dois Fados2. Guitarra Triste3. Loucura4. Cabelo Branco5. Eterno Bailado6. Olhos Garotos7. Apresentao De Filipe Pinto, Por Rogrio Paulo8. Desespero9. Estranha Forma De Vida10. Cansao11. Madrugada De Alfama12. Povo Que Lavas No Rio13. Um Fado Nasce14. Espelho Quebrado15. L Porque Tens Cinco Pedras16. Maria Lisboa2024年12月29日発売V.A. / TIVOLI 62 - ESPETACULO DE HOMENAGEM A FILIPE PINTO