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アマリア・ロドリゲス/ライヴ・イン・ジャパン 1970(CD)

価格:3,520円(税込)
メーカー型番:VCR-3287
メーカーURL:ライス(Valentim de Carvalho)

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説明
ポルトガル最古のレーベル《Valentim de Carvalho》取扱開始!!
名盤『ライヴ・イン・ジャパン』が、いよいよ国内流通仕様で登場!


 ポルトガルを代表する音楽ファドのシーンでもっとも有名な歌手(=ファディスタ)といえるのは、今も昔もアマリア・ロドリゲス(1920-99)です。今年は彼女が亡くなってちょうど四半世紀の年。普通の歌手なら人々の記憶から遠ざかってしまうところですが、今もアマリアの楽曲を取り上げるファドのアーティストは後を絶たず、その人気は未だ収まることを知りません。そんな中、古くからの日本のファド・ファンにはお馴染みの『ライヴ・イン・ジャパン』が、ついに国内流通仕様でリイシューされることになりました。
 1950年代に発表した名ライヴ盤『カフェ・ルーゾ』や、映画の挿入歌「暗いはしけ」などのヒットで世界的な知名度を獲得したアマリア。その勢いは60年代以降も続き、フランス人作曲家アレン・ウルマンとの出会いではじまった現代ファドの創造のスタート作『ブスト』(PVR-22071)のような実験作から、お祭りでのパレード音楽“マルシャ”を歌った『マルシャス』のような大衆路線まで、多彩な音源群をこの時期にたくさん残しました。そして極めつきはアマリアの最高傑作として今も語り継がれる1970年の名盤『コン・ケ・ヴォス』(VCR-31042/10月27日発売)のリリースでした。そんな同年に日本で開催された大阪万博の会場内にあった万国博ホールでのコンサートに出演するためにアマリアは初来日し、その後東京に移って3公演を行ったのですが、そのラストを飾った9月2日のサンケイ・ホールでの公演を収録したのがこのライヴ盤でした
 音楽評論家/翻訳家として知られた永田文夫氏は「それは宝石の様に輝いたコンサートだった」(当時の日本盤のタタキ)と表現するなど、本作は我が国のファド・ファンにとって記念すべきコンサートを記録した作品でした。ここでの伴奏はフォンテス・ローシャ&カルロス・ゴンサルヴェス(ギターラ)、ペドロ・レアル(ヴィオラ)、ジョエール・ピーナ(ヴィオラ=バイショ)という凄い面子でした。そして日本のファンに向けて「暗いはしけ」「孤独」「真夜中のギター」「山のファド」といった彼女の代表曲ばかりを歌った内容で、歌手としてもっとも脂の乗った時期の歌声を存分に楽しませます。
 2022年に本国でリイシューされた本作は、かつて日本で発売されたオリジナル盤のジャケットでほぼ復刻されていますが、収録曲の日本語表記がジャケットに記載されていて、これは当時の日本盤のジャケットにはありませんでした(何故かポルトガル盤にはついていました)。そして付録されているブックレットには、初来日時の様々な写真のほか、チケットやチラシの貴重なスキャン画像などがあり、またその後の来日に関する様々な資料なども収録されています(親日家だったアマリアは1970年のほか、76年、86年、88年、90年、93年にも来日しています)。
 もちろん最新のリマスタリングを施した高音質でのご提供。ファンなら必ず手にしたい1枚です。

●日本語解説/帯付き

トラックリスト
1. Fadinho Serrano
2. Lisboa Antiga
3. Coimbra
4. Inch'Allah
5. Barco Negro
6. La Tramontana
7. Canzone Per Te
8. Meia-Noite E Uma Guitarra
9. L'Important C'Est La Rose
10. Solido
11. Vou Dar De Beber A Dor
12. E Noite Na Mouraria
13. O Careca
14. L Vai Lisboa

<アンコール>
15. Fadinho Serrano
16. O Trevo



2024年11月3日発売
AMALIA RODRIGUES / AMALIA RODRIGUES NO JAPAO