アマリア・ロドリゲス/ファドス 67 ~ スペシャル・エディション(3CD) すべてのイメージを表示 価格:4,950円(税込) [予約販売]: メーカー型番:VCR-45017 メーカーURL:ライス(Valentim de Carvalho) この商品について [問い合わせる] 説明 2025年1月26日発売新譜新時代のファドを肉体化した名作『ファドス 67』に貴重音源を加えた豪華3枚組アンソロジー作品! 弊社は2024年よりポルトガル最古のレーベル:Valentim de Carvalhoの作品の取り扱いを本格的に開始しました。すでに『コン・ケ・ヴォス』『ライヴ・イン・ジャパン 1970』『ファドはポルトガルの心(50周年デラックス・エディション)』といったValentim de Carvalho制作のアマリア・ロドリゲス(1920-99)作品をご紹介し、大きな反響を頂いてきました。そして今回8弾として紹介するのは、1967年にオリジナルがリリースされた『ファドス 67』のスペシャル・エディション版です。一度サンビーニャ・インポートで発売している商品ですが、今回はお値段を値下げし、さらに日本語解説を付録したライス・レコードとして再発売いたします。 1950年代に発表した名ライヴ盤『カフェ・ルーゾ』や、映画の挿入歌「暗いはしけ」などのヒットで世界的な知名度を獲得したアマリア。その勢いは60年代以降も続き、フランス人作曲家アレン・ウルマンとの出会いではじまった現代ファドの創造のスタート作『ブスト』のような実験作から、お祭りでのパレード音楽“マルシャ”を歌った『マルシャス』のような大衆路線まで、多彩な音源群をこの時期にたくさん残しました。そして1967年に発表したのがこの『ファドス 67』でした。 1966年にEP3枚で発表されたものをLPにまとめた『ファドス 67』は、アレン・ウルマンが書いた曲は1曲にとどめ、1940年代にカーザ・ド・ファド(ファドが演奏されるレストランやバー)でデビューした頃からの盟友ポルトガル・ギター奏者ラウール・ネリィを再度呼び寄せ伴奏を依頼。一部の曲ではモダン派のジョゼー・フォンテス・ローシャも参加していますが、レパートリの中心は40〜50年代にSPとして録音された伝統路線の曲なので、まさにラウール・ネリィの世界。アマリア的には若き時代のレパートリをもう一度取り上げることで、原点に立ち戻り、さらにスケールの大きな歌声を楽しませてくれています。 そして本ヴァージョンはオリジナル作品をベースに、様々な貴重音源を加えた3枚組。本作CD1にはそのオリジナル・アルバムをまるまる収録し、さらに60年代に録音された他のEPとシングルからのセッション音源が11曲、さらにラウール・ネリィとのセッションが4曲収録されています。CD2には同じ60年代のセッションで残されたEP音源やオーケストラとの共演を収録、一部には未発表音源も含まれています。さらにCD3にはラウール・ネリィのグループとの録音を収録、やはり未発表音源がいくつか含まれています。加えて40ページのブックレットには、貴重な写真やジャケットなどを掲載。もちろんクレジット類もしっかりと収録されています。 いまだファンが増え続ける希有な存在の女性歌手アマリア。是非本作でその魅力をご堪能ください。●日本語解説/帯付き2025年1月26日発売AMALIA RODRIGUES / FADOS 67