ア−ティスト

ヴァリアス

タイトル
アフリカン・スクリーム・コンテスト
オ−ダ−番号
AAR-3015  
定価(税込
3,150円
 
         

アフリカ音楽コレクター必携! 独<ANALOG AFRICA>配給開始!
70年代の西アフリカで起こったサイケ・ファンク・ムーヴメントを実録!


  一部のアフリカ音楽コレクターから熱狂的な支持を集めるドイツ・ANALOG AFRICAレーベル。その最新作がこちらの『アフリカン・スクリーム・コンテスト』です。アフロヘアーのイカしたヴォーカリストがジャケットに写るこれは、70年代にベナンやトーゴといった西アフリカの国で起こったサイケ・ファンク・ムーヴメントを記録したクロニクルなコンピ盤です。ここで聞けるのは当時のアメリカ黒人音楽、端的にいえばジェームズ・ブラウンの音楽に強く影響を受けたファンク系のヴォーカル・スタイルで、時折聞こえる叫び声は、まさにJBそのものといった感じ。誰が一番JBに似ているかなんて事を競いあっていたのかもしれません。
 もちろんそんな音楽性は当時全盛を極めていた隣国ナイジェリアのフェラ・クティのアフロビートにも通じるスタイルで、アレンジ的にもそんなアフロビートっぽいものから、JBスタイルのファンク、そしてサイケなエレキギターやオルガンの音色を加えたレア・グルーヴ系など、70年代音楽らしい猥雑さが感じられるファンキーなダンス・ミュージックばかりをコレクションしました。
 本アルバムにはレアな写真やヒストリーを満載した豪華ブックレットとともに全14トラックが収録。さらにそこには当時レコードとして発表されなかったという本当のレア・トラックも収録されています。もちろん発表された作品すらもほとんどの人は知らないはずですので、やはりこの作品もコレクター必携アイテムとなることは間違いありません。
 アフリカ音楽ファンだけでなく、黒人音楽ファンやダンス・ミュージック・ファンにも強力にプッシュできる作品といえそうです。

ア−ティスト

ザ・グリーン・アロウズ

タイトル
4トラック・レコーディング・セッション
オ−ダ−番号
AAR-3016  
定価(税込
3,150円
 
ア−ティスト

ハレルヤ・チキン・ラン・バンド

タイトル
テイク・ワン
オ−ダ−番号
AAR-3017  
定価(税込
3,150円
 

<ANALOG AFRICA>旧作2作も同時リリース!


 ドイツ・ANALOG AFRICAの輝ける第1作目が、ジンバブウェ出身のバンド<ザ・グリーン・アロウズ>の1970年代のシングル音源集でした。ジンバブウェといえばライスでも紹介したブンドゥー・ボーイズに代表されるギター・サウンドを思い出しますが、そのブンドゥー・ボーイズが活躍した80年代よりも以前に、すでにそんなスタイルが確立していたことを証明する1枚です。ザ・グリーン・アロウズはヴォーカル&ベースのゼクシー・マナツァと、リード・ギターのスタンリー・マナツァの兄弟が中心となって結成したバンドで、70年代のジンバブウェで絶大なる人気を博しました。キラキラと輝く純粋無垢なその音楽性は、まさに黎明期のポップスならではのものといえそうです。
 そしてANALOG AFRICAの2作目としてリリースされたのが、やはりジンバブウェで70年代に活躍したバンド<ハレルヤ・チキン・ラン・バンド>のコレクションでした。同グループはジンバブウェのポップスの基本ともいえるギター・バンド・スタイルを確立させたグループで、さらに無名時代のトーマス・マプフーモが在籍していたことでも知られています。元々はマングーラ銅山の鉱夫たちの慰安用に結成されたグループでしたが、その類い希な音楽性が話題になり、各地のコンサートに引っ張りだこになるほどの人気バンドへと成長しました。もちろんそこには後の<チムレンガ・サウンド>につながるマプフーモのヴォーカルもしっかりと収録。まさにジンバブウェのポップスの夜明けを感じさせるサウンドが満載されています。
 なおそれぞれのアルバムには貴重な写真やライナーがタップリ掲載された豪華ブックレットが付録。そんな部分もコレクターたちの琴線に触れそうな仕様といえるでしょう。是非『アフリカン・スクリーム・コンテスト』と併せてお楽しみください。

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